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スタバのススメ

スターバックス。いわゆる「スタバ」によく行くようになったのは5、6年前からだったろうか。


地元にスタバができる前は、東京に遊びに行ったらスタバに行くのがステイタス!と思っていた。

キャラメルマキアートとチョコレートチャンクスコーンを頼めば間違いない!と思っていた。

ショートとかトールとか言い間違えないようにしなければ!うっかりSとかMとか言わないようにしなければ!とドキドキしながら並んで注文した。

地元にスタバが初めて出来た日には、友達とみんなで長いこと並んで、意気揚々とキャラメルマキアートを注文した。


東京に出てきてからは、逆にわざわざスタバに行かなくなった。

そもそもわたしはコーヒーが苦手。たまーに飲むときはミルクと砂糖をいっぱい入れて。

基本いつでもお茶を飲んでるから、わざわざ毎日コーヒーを飲む社会人の気持ちがよくわからないなあなんて思っていた。


そんなわたしがスタバに目覚めたのが5、6年前。

限定のフラペチーノに突然興味を持ち初めてから、ハマったのだった!

それまでわたしは、スタバはコーヒーを飲むところだと思っていたから敬遠していたのかも。

シーズンごとに次々出てくる限定のフラペチーノは、ストロベリー、ピーチ、ほうじ茶、グレープ、チョコ…コーヒーではない、どんどん気になるドリンクが登場する!ということを、今更ながら知ったのだった。


スタバに行くようになると、ドリンクの豊富さや美味しさだけじゃなく、いわゆる「スタバ店員」という人たちの魅力に気づくようになる。

なんだかおしゃれなかんじがして、なぜだか美男美女が多く感じられるスタバの店員。

みんな丁寧で気さくな対応、仏頂面やぶっきらぼうな人が1人もいない!!

カップにメッセージを書いてもらえた日には、特別になった気がして嬉しくなって写真を撮った。

行きつけの店では顔を覚えてもらい、「今日もおつかれさまです」と言ってもらえたり。

なんでこの人たちはこんなに良い仕事をしているのか?!

そう、彼らはスタバを愛しているのだ!!

スタバを愛するスタバ店員の神対応により、わたしはもっとスタバがすきになった。


スタバは、決して安いわけではないし、スタバより美味しい似たドリンクが他の店にもあるかもしれない。でも、新しいドリンクが出たらいち早く飲みたいと思うし、カスタムも覚えた。

スタバは、ちょっとおしゃれな空間でもあり、落ち着ける空間でもある。でも、今や全国のいろんなところにあって、お店のつくりはそれぞれ違うけど、違った良さと共通の雰囲気があって、どこでも同じように落ち着ける。

自分でカスタムして、ベストだと思える飲み物を、いつでもどこでもベストな状態で飲める場所でもある。


前に、「スタバが好きとかスタバで勉強や仕事をするって言う人は、自分のことをおしゃれな人だと見せようとしてる気がする」と知り合いが言っていた。

スタバによく行く人なら、そういうわけじゃないんだけど!と思うはず。

スタバがステイタス!スタバはおしゃれ!というふうに見られていた時代はきっともうだいぶ前。

季節ごとの味わいを楽しみたいから、いつものカスタマイズでルーティンになっているから、素敵なスタッフに元気をもらいたいから、どこの店舗でも居心地が良いから…

たぶん、こんなふうに思ってる人が多いんじゃないかな、わたし以外にも。

スタバに抵抗があったり、おしゃれぶってる!とか思って行くのをためらっている人は、ぜひ色眼鏡を外して、スタバに足を運んでみてほしい。

注文の仕方がわからなくてもめんどくさくても大丈夫、スタバの店員さんはみんな優しい!

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