見出し画像

Guitar0123

今日はひたすら寒かった。練習できるうちにしておこうと、一応出るには出たんだけど、すぐに指先が冷えて痛くなって全然使い物にならなかった。感覚も無くなるし。やっぱり5度以下の時はダメだ。

昨日歌ったのは西城秀樹さんの「眠れない夜」。フジファブリックの「眠れぬ夜」から浮かんできたのと低音リハビリを兼ねて。しかしキツかった。やっぱり低音は定期的に出していないと、とてもとても安定的には歌えない。復旧にも時間がかかる。まだまだ全然だけど、いつも通り、下手を残す。


もう生で聴くことが叶わなくなってしまった方々の声を、AIを使って復元したり合成したりということもできてしまう時代になった。去年出たTHE BEATLESの曲も、パート毎でなく一斉に録音していてこれまではうまく切り分けられなかったボーカルをAIが抽出できるようになったから可能になったのだと聞いた。

志村さんが亡くなってしまった後、色んなことを考えて、例えば残っている音源から機械学習させてボーカロイドみたいなものができたりしないのかな、なんて思ったりもした時期もあったんだけど、やっぱりそれって発声させたり形式的に歌わせたりすることは可能なのかもしれないけど、志村さんになることは無いわけで。曲も作れないし。いや、近いうちに(あるいは既に?)生成AIでそれっぽい曲を形成することすらできる(ようになる)のかもしれない。でもやっぱり、それでも志村さん以外は志村さんにはなり得ない。私が好きなのは誰か(というか誰でもないもの)が真似して寄せたそれっぽい何かではなくて「志村さん」なんだよ。

志村さんが亡くなる前に行っていたラフレコーディングからボーカルを使い、その後現フジファブリックの三人で完成させたアルバム"MUSIC"は、とても生々しかった。勿論バンドは後できちんと録り直しているんだけど、歌は本録音前だったから、整っていなかった。でもそこが、志村さんをすごく近くに感じさせてもくれた。
普通はあんな形、音源では触れられないから(ライブ盤は除いて。でもライブ盤ですら今はバキバキに整えられてしまう)。不安定さや揺らぎも含めて、生の志村さんが直に伝わってきて、これは本当にギフトだと思って、発売当時、聴きながら、噛みしめながら泣いた。
多分今だったらピッチ編集ソフトでバキバキに整えられて、全然別物になってしまっていたんだろう。当時は今ほど編集技術が進化していなかったから、それが逆に良かった。あるいは、技術的に可能なところはあっても、あえて整えすぎずに出してくれたというところもあったのかもしれない。だとしたら本当にありがたい。

そう言えば最近、Coccoの「クジラのステージ」のライブ映像が公式に上がっているのに気付いて聴いてみたんだけど、加工が過ぎてもはやライブ感ゼロだった。体の使い方と声が合っていなくて、取ってつけたような浮いた感じ、口パクみたいになってしまっていた。
Coccoの生はああじゃないんだよ。勿論整えたほうが、例えばカラオケを採点するように指標化するのであれば価値は上がるのだろうけど、それだったらはじめからCDでいいじゃない?ライブなんだよ?全てその日のその場が作り上げる、彼女の気迫(クジラのステージはあまり鬼気迫る感じの曲ではないけど)、勢い、息遣い、ムードの総体。定型化できない生身の魅力の部分こそが、修正によってこぼれ落ちてしまうのがとても残念。無料で公開してくれているものだけでなく、音源・円盤化されているものも、特に最近、そういった傾向が強い。
私はCoccoも"Cocco"が好きなんだよ。歌の技術が高い誰かとしてではなくね。(念のために言っておくと、Coccoは生でも歌える人だよ。)

「クジラのステージ」、生で聴いてみたかった。


後遺症リスクは感染回数が多くなればなるほど上がる。
私は「リスクのあるものからは遠ざかる」のでご記載全てに賛同しているわけではないけれど。
「マスクは必須」は間違いない。
マスクと換気、ノーマスクにウイルスをお見舞いされる時間を減らして曝露量を少しでも減らすことが重要だよ。ノーマスクからはすぐ離れる、同じ空間にいない、近づけたら息を止める。
色々欠品だらけだよね。
検査キットのラインの出方について。参考にしてね。
なんだか疲れて肉を買った。白米を食べると即浮腫む。具だけ売ってほしいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?