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同僚(教師)に求める資質 #139

 とある本をテーマに、全国の方とつながり、一緒に研究をしています。
その本は<The Energy to Teach  by Donald Graves>という本です。

 その本の中には、とても大事なことがたくさん書かれているのですが、一つ紹介したいのが、「同僚(教師)に求める資質」です。同僚と関係はエネルギーを奪い合う関係ではなく、エネルギーを与え合う関係でいたいです。
そのリストを紹介しながら、自分や自分の職場の評価や思ったことを書いていきます。


1.ユーモアのセンス(共に笑い合える!)

 これはとても共感できます。私も職員室で、他の学年の会話に急に入り込んで、笑いを生もうとしています。また、職員会議でも隙あれば、笑いをとることを意識しています。

2.生徒たちのことが話せる(+どのように学んでいるのかも)

 学年として、子どもたちを帰したあと、職員室にすぐに降りて、子どもの話をすることを意識しています。子どものノートを見せたり、のぞいたり。i意識しているのは、子どもたちの悪口を言わないし、言われてもそれで笑わないことです。成長途中の子どもたちは失敗して当然です。行動は否定しても人は否定しないということです。

3.うまく言っていないことについて話せる

 経験を積むにつれて、分かってきたのは、優秀な教師ほど、自分の失敗を話すということ。今こんなことで悩んでいると言語化して、何かヒントをもらおうとしていることです。私も、「これどうしている?」「子どもの反応どう?」「子ども主体のはずが、うまくいってないんだよね。」とか、雑談するようにしています。

4.助けを求められる

 助けを求めることの大切さは身に染みています。主任としても、学年の先生のピンチがあった場合、自分一人で解決しようと思わずに、すぐに助けを求めます。助けを求めやすい環境にしておくことは、学年としても学校としても大切だと思います。

5.アドバイスをもらえる

 アドバイスもらいたいなぁという存在が職員室にいるかどうかってとても大事ですね。これは年齢関係ないですね。私にも、何人かいます。アドバイスがもらえなくても、話すだけで言語化され、一人で解決できたりもします。

6.自分のことを教師以上の存在として知ってくれている

 これは深いですね。ただの同僚じゃないと。私は、個人的には、組んだ先生たちは、家族だと思っています。(暑苦しいので、口にはしませんが。)

7.話が聴けること

 人の話をあんまり聞いていない人がいたら、それは信頼されませんよね。

8.いろいろなやり方や資料を共有できる

 これは大事ですね。でも、私の場合、これは一方通行ですね。私は、職員室通信90号までいきましたが、他の方はあまり発信しません。いいなと思ったことはすぐに発信します。だれかに何かに引っかかるかもしれないと思っています。
 

9.本やアイディアを共有できる

 職員室に共有本棚を作りました。「エンチャント先生、この本かりていいですか?」と言ってもらえたことが何度かあってうれしいです!

10.どこに向かっていきたいのかというビジョンをもっている

 このビジョンをもっているかどうか、そして、もっていて、ちゃんと言語化しているかどうかが大事ですよね。持っていない先生、持っていても言語化できていない先生は、なかなか成長していけないと思います。

11.反対意見もフランクに言ってくれる

 少数ですが、います。先輩教師になった今、本当にありがたい存在です。そういった方に相談したいです。

12.多様な視点を受け入れられる/出せる ~ 考えが広い

 凝り固まってはいけませんね。いつも、自分がやっていることは果たして正しいのか?と疑うくらいでいいと思います。

13.進んで動ける

 教師として、絶対に大事なことです。子どもにもそう言っているでしょう。

14.自分よりも、他の人/他のことに関心をもっている

 これは、できていないかもしれないです…。反省。


 以上、エンチャントでした!

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