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算数 問題作りの時間

自由度進度学習

 算数3年生。「あまりのあるわり算」もそろそろ終わりでテストを受ける子もいます。(自分のタイミングでテストを受けるので)単元まるまる自由進度で進めてきました。単元まるまるを子どもたちに渡したのは、2学期からなので、うまくいっていない部分ももちろんあります。進度が違うので、テストを受けるタイミングも違います。4名ほどテストが終わっています。

問題作りの時間

 8/9時間目だけ、一斉授業「問題作りの時間」です。「あまりのあるわり算」の文章問題を2問作る時間です。解説も作るので、どれだけ理解しているかがよく分かります。

面白い問題?

 面白い問題を作ろうと説明しています。面白いの意味は、ただ楽しいだけではなく、算数的に面白いってことだと言いました。「あまりのあるわり算」では、式の答えと問題の答えが違う問題が面白い問題としています。

 36人を5人ずつ長椅子に座らせて全員座るのは、いすが何個必要?っていうような問題です。
 
式 36÷5=7あまり1    答え 8つ

受け身で解く→作る 

 問題を作ることとなると、頭を悩ませる子がいます。与えられた問題を解くのはできるけど、作るのは難しい。自由進度でどんどん進める子の中にも、問題が作れない子がいました。0→1を生み出すことが子どもにとっていかに難しいのかがわかります。

教師の動きと子どもの反応

 そういった子には、好きなもので問題を作るように支援します。サッカーが好きな子は、8人のサッカーチームを作る問題。マイクラが好きな子は、マイクラの中の鉄ブロックを作る問題。

いろんな反応がありました。

・全く作れない子
・教科書を見れば作れる子
・問題は作れるが、シンプルな同じ種類の問題を2つ作る子
・ちがう種類の問題2つ作る子
・問題は作れるが、解説は作れない子

問題を出し合う時間

問題を出し合う時間はとても大盛り上がり!

  • めっちゃドキドキしたり、楽しい面白かった。

  • ともだちとやったほうがたのしい。いろいろな問題があってよかった。自分の問題がほとんどの人ができてたからうれしかった。

  • いろんな友だちとできてたのしかったし、問題を作るのがむずかしかった。

  • 自分でもんだいを作ったりして、とってもわらってたのしかった。またやりたいです。

  • 友だちの問題がとけて楽しかった。式や答えをつくるのが楽しかった。

  • 教科書をとくより楽しかった。いつもとちがって面白かった。

  • 教科書はまぁまぁだけど、友だちとするのは楽しかった。


 これを毎単元くり返していけば、受け身の姿勢が少し変わるのではないかと考えています。

 以上、エンチャントでした。

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