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エンカレッジの教室ースタッフのつぶやきvol.1

こんにちは、エンカレッジ広報担当のシロです。
少しお久しぶりの更新。
エンカレッジで日々過ごす中で考えたり思ったことをまとめてみる「スタッフのつぶやき」を始めます。
今回は私シロが、最近起こった出来事から考えたことについて少しまとめてみました。


「前は嫌いだったけど好きになった」

現在広報と併せて、中部の教室で講師もさせて頂いております。
日々教室で子どもたちと関わらせていただく中で、気づくことはたくさん。

先日、ある女生徒から「先生怖くて前は嫌いだったんだけど、実は面白いし今話してて楽しいから好き」と言われました。
元気いっぱいなんだけど、日によってはなかなか落ち着いて学習ができず、昨年は受験生が模試を受けている側でも大声で話したりなどがあってよく注意をしていたのです。
もちろん理不尽に怒ったりはありません。
しかし、教室長や他の講師、保護者へも、怖い先生がいるから行きたくないと相談したこともあったそう。
正直、嫌われている自覚はありました。

でも別にいいや、と思ってました。
この子には、私のことについて愚痴を言えるスタッフが教室にいるから。
スタッフは私がなぜ注意をしたかを理解しているから。
それに、なぜ注意されたかを本人は実はわかっていることを感じていたからです。

もちろんその中でも、挨拶や声かけ、学習のサポートは普段通り継続。
教えるときは教える、面白いときは一緒に笑う、これはまずいなと感じたら注意をする。
私も教室の一つとして認識してもらえるように務めていつも通りにしていました。

新学期になり、この子から話しかけてくれることも増えてきました。
むしろ懐いてきたな、と感じることも。
そうした最中、前は苦手だったこと、今は好きと思ってくれてることを話してくれたことにグッときました。
私も彼女も、一つ乗り越えたな、と感じた出来事でした。


見えない役割

以前、障害福祉の活動をされている方から、「怒っている時に他のスタッフが介入しないことをルールにしている」とお話いただいたことがありました。
真剣に向き合っている時だから、と。

言われてみると、例えば先ほどの私と女生徒の時も、教室長や他の講師が注意に口を挟むことはなかった。
以前教室長として一つの教室を見させていただいていた時も、他の講師と生徒の真剣な場面に入ることはしなかったし、また、逆も然りでした。
これまでを振り返ると、エンカレッジでは、自ずとそうしたことが当たり前になっているんじゃないかと思います。

教室にいると、毎年スタッフそれぞれになんとなく役割ができていくな、と日々感じます。
担当教科とか事務、管理などの見える役割ではなく、教室全体の空気感や子どもたち一人一人に接するときの役割です。
どっしり構える教室長に、ちょっと口うるさい講師もいるけど、兄や姉のように寄り添って話を聞いてくれる講師もいる。
まずいな、と思ったら注意する講師、その後凹んでないかな、と感じたら上手くフォローできる講師がいる。
お互いの性格や得手・不得手にうまく折り合いをつけながら、チームとなっていくな、と。
子どもたちも、通ううちにそれぞれ役割や性格がなんとなくわかってきて、どんどん攻略していくんだと思う(笑)。
そしてその年の教室ができていくんだと思います。

そんなことを考えた夏。
そして考えるきっかけ、「嫌いだったけど好き」と言ってくれた彼女、きっとすごい勇気だったと思う。
講師をしててよかった、と思った瞬間でした。
どうもありがとう。


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