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鎌田真悟の栗人(くりうど)ジャーナル

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㈱恵那川上屋 代表取締役 鎌田真悟が、お菓子、農業、ふるさとについて綴るマガジンです。
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

「素材そのもののおいしさ」を提供することを重視しています

7月。恵那川上屋の農業法人「有限会社恵那栗」では、桃の収穫が始まっています。 青果物とし…

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生産者とお客様をつなぐ事業は『恵那川上屋のプラットフォーム』になっています

6月下旬。 栗の花が咲き、間もなく恵那栗の圃場では夏季剪定が始まります。 日光をさえぎる内…

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夏には夏のお菓子をお勧めいたします

先代のふるさと坂下町に流れる川上川の上流で、スタッフたちと川遊びをしていた時のことです。…

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「世界に一つだけの商品」は地域の自慢になる可能性を秘めている

栗以外の素材を生産者から集め、地域のお客様に恵那川上屋しか手に入らない素材を提供するとい…

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天然記念物「枝垂れ栗」とサブレ開発秘話

20年以上前になるでしょうか。 おいしい焼菓子をシリーズ化して提供しようと思い、サブレの開…

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恵那の春の情景をお菓子に込めて

恵那川上屋が四季を通じて高品質の栗を提供できるようになったのは、アビー社のCAS冷凍設備を…

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砂糖作りへの想いが育んだ、種子島からの贈り物

10月後半から種子島へ渡り、安納地区で収穫される 安納芋をけんぴに加工しています。製造期間はたったの約1ヶ月。同時に、 焼芋用の安納芋を熟成させる作業も行われます。 安納地区では海と山の間の畑に多くの農家さんが安納芋を栽培し、肥えた土と海からくるミネラル、山の水が安納芋の甘さを引き出していると聞きました。 私が島に始めて行ったのが25年前。 栗の栽培を始めて、栗きんとんに将来使いたい砂糖を作りたいと思ったのがきっかけです。 当時はまったくの素人で現地の職人である竹之内氏