日曜日の、整う時間。
昨日やらかしたこと。
仕事から帰ったら、通勤用のトートバッグの中で、派手にコーヒーがこぼれてた。
タンブラーの中身、半分くらい減っていた。
…1年に1回か2回、忘れたころにやっちゃうのよね。
中のものを全部出し、ファイルとかペンケースとかポーチとか、その中身も全部出して、洗えるものは洗って干す。
なんとなくとっておいたものや、くたびれたものは、潔く捨てる。
手帳やノートが少しコーヒー色に染まったけど、まぁいっか…と、何度かやらかしているので、慣れたもの。
トートバッグをじゃぶじゃぶ洗って、乾かす。
こうやって、こぼしたタイミングで定期的に洗われて、キャンバス地がくったりしていくのがいいんだよね。
それから、もうひとつ。
晩ごはんのおかずを盛るために、重ねたお皿を3枚置いたところで、うっかり床に落としてしまう。
3枚まとめて、見事に割れた。
しばし放心状態で見つめてしまったけど、平常心…平常心…と、もくもくと片付けた。
揃っていないもらいもののお皿だけど、なんとなくずっと使い続けていた。
たぶん心の底では、ちょっとすっきりした気持ちすらあった、認めるには罪悪感があったけれど。
どちらも、前向きな失敗、ということにしておこう。
今日は、油断したら、ぐったりだった。
場所は近いし、日も出ていなくて肌寒いくらいだし、半日だし…
ところが、疲れがたまっていたのか、立っているのはつらいは、眠いわ…で、試合をしている子どもたちには悪いけど、ずっとぼんやりしていた。
結局、お昼だいぶすぎて家に帰り、服や靴下についた人工芝をとるのも忘れて、ふとんに入って寝てしまう。
起きて、朝作っておいたコーヒーゼリーがあることを思い出して食べ(なぜか早朝にコーヒーをいれ、ゼリーを作った。)、そして今日もまた、閉館10分前に図書館に着く。
図書館までの道のり。
雑草を観察するのが好き。
庭ではやっかいな存在だけど、外では愛すべき自然そのもの。
黄色、青、白…小花に顔を近づけて見てみる。
背は低いのに、大きなふさふさの猫じゃらしの群れ、こんなの去年あったっけ?
先にいくほど緑から黄色になり、繊細なふわふわと相まって、みんなでぼうっと発光しているようだった。
風が吹くと、麦畑の穂がさらさらと音を立てる、耳に心地いい。
だるい身体でぽつぽつ歩きながら、少しずつ気持ちを整える。
そう、まさにこれは、日曜日の夕方の大事な時間。
私が、整う時間。
今週も無事乗り越えられたことに、感謝。
今日も読んでいただいて、ありがとうございます。
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