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フリーランス1年目に買ってよかったもの7選

今回の日刊かきあつめのテーマは  #買ってよかったもの 。フリーランスになってかれこれ1年半が経ったので、フリーランス1年目に買ってよかったものを紹介したいと思います。

フリーランスならでは、って感じのものばかりでもないので、会社員の方もゆるりとご覧いただけると幸いです。

ちなみに紹介する基準は、「リピートするかどうか」です。「悪くないけど次は買わないかな~」と思ったものは紹介しません。

はじめに

買ってよかったものを紹介する前に、私自身について簡単に説明します。

私は、妻と猫1匹と暮らす、フリーランスのライター兼編集者です。Webメディアを運営する会社での経験をもとに、2019年末に独立しました。

専門はSEOマーケティングと、それを活用した執筆や編集です。そのほかにも、新規Webメディアの立ち上げやSEOコンサルなど、できる範囲の業務であれば基本的になんでもお引き受けしています。

ちなみにこちらのnoteでは1日のルーチンを紹介しているので、フリーランスに興味のある方はよければこちらもどうぞ。

それでは改めて、フリーランス1年目に買ってよかったものを紹介していきます。

①家計簿アプリ&確定申告ソフト

1つ目の買ってよかったものは、家計簿アプリと確定申告ソフトです。家計簿アプリは「マネーフォワード ME」を、確定申告ソフトは「マネーフォワード クラウド確定申告」を使っています。

家計簿アプリと確定申告ソフトのできることをざっくり説明すると、

・家計簿アプリ:家計簿をほぼ自動でつけてくれる
・確定申告ソフト:確定申告にまつわる書類作成をやってくれる

といった機能を持っています。

マネーフォワード ME(家計簿アプリ)は基本無料で使えて、マネーフォワード クラウド確定申告(確定申告ソフト)も1ヶ月無料で使えます。課金する場合は、マネーフォワード MEは月額500円、マネーフォワード クラウド確定申告は月額1,000円くらい(プランによってはもう少し高い)です。

2つ合わせて1か月あたり1,500円、1年間で2万円弱とそれなりの金額になりますが、相応の効果が見込めると感じたので、私はフリーランスになって早々に課金しました。

ちなみに、確定申告のサポートだけなら確定申告ソフトさえあれば十分です。器用な人なら、確定申告直前に課金して、マネーフォワード 確定申告の無料期間内に申告を終える、なんてことも可能かもしれません。

ただ、家計簿アプリでプライベートの支出を把握することも大事だと思うので、個人的には家計簿アプリとの併用をおすすめします。

「支出を把握するのが大事」というのはフリーランスに限った話ではありませんが、ことさらフリーランスは契約の条件や期間がまちまちですし、そもそも契約書を交わさないケースもあったりして、会社員に比べてお金の不安が強くなりがちです。

そこで、

・1ヶ月いくら使っているのか
・1ヶ月いくらあれば生活できるのか
・仕事が急になくなったときのためにいくら貯金しておけばいいのか

といった心の準備を日頃からしておくことで、ちょっとだけお金の不安が減ります。

②マインドマップツール

2つ目はマインドマップツールです。「MindMeister(マインドマイスター)」というツールを使っています。

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マインドマップは、思考の整理やアイデアの発想などに使われる手法の一種で、マインドマップツールはそれをクラウド上で手軽に作れるツールのこと。

YouTubeで、マインドマップを使いながら解説する動画を目にして、これは便利そうだ、と思ってさっそく導入しました。マインドマップを使いながら解説する動画というのは、こういうの↓です。

で、私はどう使っているかというと、記事の構成を作ったり、リサーチをする際の資料整理に使ったりしてます。

たとえば、先ほど紹介した「1日のルーチン」のnoteを書く際に作ったマインドマップはこちらです。

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こんな感じで、書きたい要素をひたすら出しては整理して、ひたすら出しては整理して、を何度か繰り返すと、だいぶ洗練された構成になる気がしてます。

それで執筆時間が短縮できるかというとそんなこともないのですが、いつもよりうまく書けた気になれます。うまく書けた気になると次も頑張ろうと思えて、好循環が生まれます。気持ちって大事です。

あとは、自分で書くときだけでなく、誰かに「この構成で書いてください」ってお願いするときにも楽なので、詳細が決まっていない案件でもとりあえず何か記事を作る際はマインドマップから始めるようにしています。

ちなみにこういう具合にテンプレートを利用することもできます。

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上記のテンプレートは、サイトを設計する際に使うものです。

いままでGoogleスプレッドシートで同じような作業を処理してたのですが、順番や階層の入れ替えが地味に手間で、マインドマップツールに切り替えてから体感的にずいぶん楽になりました。ただ、あくまで体感の話なので、課金したぶん元が取れてるかどうかはわかりません。

お値段は月額540円です。マインドマップ3枚までは無料で使えるので、試しに使ってみるというのもいいと思います。あとマインドマップツール自体はほかにもいくつかあるので、使い比べてみるのもおすすめです。

③ワイヤレスネックバンドイヤホン

3つ目は、Bluetooth接続のネックバンドイヤホンです。AnkerのSoundcore Life NCを使っています。

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在宅ワークが日常になってからリモート会議の機会が増えたこともあり、ヘッドセットとして使えるイヤホンをいくつか試しました。

試したイヤホンは、Ankerの完全ワイヤレスイヤホン(Airpodsみたいに両耳離れてるやつ)とか、AfterShokzの骨伝導ヘッドホン(こめかみのあたりに装着するやつ)とか、Beatsの耳掛けタイプのイヤホンなどなど。

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そんな中で一番コスパがいいなと感じたのが、AnkerのSoundcore Life NCです。

Soundcore Life NCは、「使った瞬間に感動する」という劇的なイヤホンではなく、「いろいろ使ったけど結局これに帰ってきちゃう」という実家みたいなイヤホンでした。

一番気に入っているのは、耳や頭部への負担が少ないところです。先ほど挙げたほかのイヤホンは、だいたい1時間もつけていると頭や耳が痛くなってしまうのですが、Soundcore Life NCは痛くなりませんでした。

気圧の変化とかで頭痛になりやすい人は、ひょっとするとイヤホンを換えるだけでマシになるかもしれません。

④昇降デスク

4つ目は昇降デスクです。山善の電動昇降デスクを使っています。

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最初のころはPCスタンド+ダイニングテーブルで無理やり仕事してたんですが、仕事がそこそこ軌道に乗り始め、お金に余裕がでてきたので思い切って購入することにしました。

とはいえ、巷のフリーランサーがデスクツアーで紹介してるような本格的なデスクを作るほどの予算はない(あれいくらかかってるんでしょうね……)ので、比較的低予算で買える電動昇降デスクをチョイス。

いかにもオフィスデスクというデザインであることは否めませんが、「低予算で昇降デスクを導入する」という目的は十分に満たしてくれています。

Amazonなどで探すとこれより安いデスクもちらほら見つかりますが、そういうのは高さ調節が手動だったりして、昇降デスクに求める機能を満たしてくれなかったりするんです。その点、電動の昇降デスクは気軽に高さを換えられるので、いちいち仕事を中断する必要もありません。

全体的に満足してますが、しいて言えばもう一回り大きなサイズ(幅120cm)を買っておけばよかったなと思っています。

ちなみに、昇降デスク導入前に使っていたPCスタンドはこれです。

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角度調整部分が無段階調節かつめちゃくちゃ硬くてしっかりしてるので、止めたい部分で止まってくれます。

「デスク買うほどではないけど、PC作業中の姿勢の悪さが気になっている……」という人はお試しあれ。

⑤電動歯ブラシ

5つ目は電動歯ブラシです。ここからは、「仕事には直結しないけど買ってよかった」と思うものを紹介します。

電動歯ブラシは、フィリップスのソニッケアーを使っています。

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電動歯ブラシのメリットといえば、「時短」と「磨き残しの少なさ」です。

それに加えて、使い始めてから「歯磨きを面倒くさく感じなくなった」というのが意外な変化でした。たぶん、歯磨きに集中する必要がなくなったからだと思います。手磨きだと、わりと意識して磨かないと磨き残しが出ちゃうので、歯磨きしている間、それなりに手元に集中してたのでしょう。電動歯ブラシは、ぼけーっと磨いてもしっかりツルツルになるので、気楽に磨けるのがいいです。

ちなみにフィリップスのソニッケアーは、調べるといろいろオプションとかグレードの違いがあるようですが、たぶん一番安いスタンダードなやつを選べば十分だと思います。

私はウォーターフロス(水がすごい勢いででるやつ)がセットになってるものを買いましたが、フロスはあんまり効果がわからなくてほとんど使っていません。フロスの方が高かったのに……。(本体の2倍ぐらいする)

⑥スマートウォッチ&スマートスケール

6つ目は、スマートウォッチ(腕時計)とスマートスケール(体重計)です。けんすうさんのnoteに影響を受けて、XiaomiのMi BandSmart Scaleを使っています。

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スマートウォッチとスマートスケールを使うとどうなるかというと、自分のいろんな情報が見えるようになります。どれくらい動いてるかとか、筋肉量はどうかとか、ちゃんと水分は取れてるかとか、脈拍は安定してるかとか、とにかくもういろいろです。

そういう情報が見えると、なんというか安定します。

人によっては、体重の増減を知るのが怖くて体重計に乗りたくない、みたいな、「知ることへの恐怖」があると思うのですが(妻がそうです)、ここまでいろいろ分かると、ひとつひとつの項目に対する恐怖感はだいぶ薄れます。「体重増えたけど体脂肪減ってるじゃん。やったじゃん」みたいになります。

ちなみに、計測できる項目の中で日常的に一番参考にしているのは、「睡眠状況」です。「全体の睡眠時間の長さ」のほかに、「深い睡眠時間」と「浅い睡眠時間」をそれぞれ計測して、「睡眠スコア」として点数を出してくれるので、点数が低いと「今日はちゃんと寝よう」って気になります。

それに、「あなたの睡眠は○○%のユーザーより良い睡眠です」って、同じMi Bandユーザーの睡眠スコアと競うゲーム性みたいなのもあって、「トップを目指すぜ(=今日はいつもよりよく寝てやるぜ)」って気持ちになれてめちゃくちゃ健康的です。

⑦ホワイトノイズマシン

7つ目、最後に紹介するのはホワイトノイズマシンです。これも睡眠改善のために導入したもので、Dreameggというモデルを使ってます。

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ホワイトノイズマシンというのは、何種類かの環境音がインプットされたバッテリー内蔵のスピーカーで、「音のカーテン」なんて呼ばれたりします。

使い方はシンプルで、音が気になるところにセットして環境音を流すだけ。すると、「サー」とか「ゴォー」っていう環境音が、周囲のノイズをちょっとだけ緩和してくれます。

我が家は昨年引っ越したんですが、引っ越し先がまあまあ交通量の多い道路に面していて、かつ建物の壁が薄いせいかめちゃくちゃ自動車の走行音が聞こえるので、こいつを毎日セットしてから寝ています。

完全に聞こえなくなるわけではありませんが、気にならない程度にはなります。

私は試したことありませんが、仕事中に周囲がうるさくて集中できない、みたいな時にも使えるかもしれません。

おわりに

以上が、フリーランス1年目に買ってよかったものです。フリーランスは体が資本ですから、日ごろから自分で健康状態を把握してがんばりましょう。

――なんて偉そうなことを言いつつ、最近私は腰や肩がばきばきで困ってます。週2で整体と鍼灸に通ってるのに……。なにかおすすめがあったら教えてください……。

執筆:市川円
編集:アカ ヨシロウ

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