『エアコン、結局使っていいの? 戸惑う声 混乱はなぜ起きた』
判断や国民への指示は責任が伴うから、それを嫌がり、
節電における混沌への対応を国民側に投げているのですよね。
ちなみに、ダブルバインドの説明
ダブルバインドの「二重拘束」という日本語訳は直訳ですね。
「二重拘束」より「命令(複合)衝突」とか「課題衝突」とか意訳すればいいのに。
先ほどの節電記事に対するヤフコメ
ですから、めんどくさい混沌への対応を国民に丸投げしているのですよ。
というコメントもありました。
一応、毎度毎度でくどくなりますが説明しておきます。
日本はエニアグラム・タイプ6の国民性です。
タイプ6は、安心・安全・安定が大切で、その反対の混沌や未知を嫌がります。
そして自身の安心・安全・安定を確保したいがために、判断や決断や責任を嫌がります。
参考
『タイプ6は心配事・不安に どう反応しているか、 精神レベルにより どう変化していくか』
『タイプ6の陰陽 蛇足でタイプ1の話』
後は、今回の電力問題に関連した話(メモとして)。
『夏の電気代高止まり…1年前の3割増しで家計負担重く 8月の電気料金』
はてな でのコメント
電力以外の例えば水道の自由化や民営化でも同じ轍を踏まないようにしたいものです。
といったコメントもありました。
追記
以前「電力不足が危ないのは夕方の5時」と何かで読んだような気がして、今回の文章を書き終えて、「ん? 電力消費のピークは真昼では? もしかして、真昼は太陽光発電でまかなっていて、日が暮れる夕方から太陽光発電が無い分、危機を迎えるということかな?」とネットで調べてみたら、それらしい記事が見つかりました。
『電力不足 全国に7年ぶりの節電要請 夕方以降の節電がカギ|NHK解説委員室』
なるほど、昼間は太陽光発電で間に合っていて、火力は価格で競争に負けている。本来であれば昼間に火力発電なんておよびでない。
夜になれば気温も落ちてくるし、深夜は寝ているし、夜間の需要もそれなりに確保できている。
問題は、まだ暑くて、かつ、太陽光発電の量が落ちてきている夕方で、夕方からの数時間だけ火力が必要になっているわけですか。
「発電はそんなこまめにつけたり消したりできないよお」なんて悲鳴が聞こえてきそうです(最新の火力発電所を作れば、1日数時間だけの稼働なんてことできるのですかね?)。
それで昼間は太陽光発電で間に合っているから、価格競争をすると負けるわけで、火力発電所をもっているところが貧乏くじを引いているようなものですね。
この午後5時から夜の8時の時間帯だけ、電力料金を大幅に高くすれば良さそうだけど、企業に影響が出るし、庶民は不満を口にするでしょうね。
この時間帯だけ、とりえあず輪番でテレビ局の放送を止めてみて、電力消費に変化があるか確かめてみてもよいと思っています。
またすでに街中では照明を落としている店舗があり、好感をもって見ています。
蓄電技術の向上が課題なのかも知れません。
ちなみに、冬はまた違ってくると思います。
余計なことを書けば
そもそも日本において夏が暑いのは当然なので、クーラーによる冷房を禁止にしてもよいのでは? と暴言を言ってみたり。
新型コロナの行動制限の議論では、弱き者に対する冷淡な意見が散見される中、
節電議論では、暑さに弱き者にやさしいなあ、と思ったり。