エニアグラムを分かっている人の表現だなと思った話

 前回『安倍総理大臣の性格タイプ』を書く中で、ネットを検索していたら、『安倍晋三首相が安保法制を強行採決した原動力に「恐怖心」』という文章に出くわしました。

 文中、「エニアグラムで考えると、安倍首相は「安全と規律を重んじるタイプ6」の可能性が高いのではないかと言われている。」というあたり、おまえの判断では無いのか?どこで言われているのか?と問いたくはなるのですが、それはさておき、

 安倍首相がタイプ6というのはあくまで仮説であるが、国会答弁で詰め寄られた時にイライラした態度がにじみ出るところ、世論調査をとても気にするところ、2007年に退陣した際のプレッシャーの抱え込みやすさなどを総合すると、タイプ6である可能性は高い。

 タイプ6は「怒り」によって攻撃的になるというよりも「恐怖心」から攻撃的になるのである。

 安倍首相が安保法案可決へ向けて急ぐ背景にも、何かしらへの恐怖心が強くあるのかもしれない。

など、よくまとめられています。

 特に、「イライラした態度がにじみ出る」という表現。これ、実生活でエニアグラムを使っている人の表現です。そう、ネットでもリアルでもこの態度しますよね。こちらから質問したときなんかに。
 店員さんとのやりとりで、この反応で返されてタイプ6だと気が付くこともあります。
 「詰め寄られた時に」と前提条件を入れているのも良いです。イライラだけなら他のタイプもしますしね。

 2007年退陣の時の話が出ていますが、このときの一連の行動をタイプ6で説明するか、タイプ9で説明するかで、当時、私の周りの"エニア使い"の人たちは意見が割れていました。

 攻撃的になる理由も短く的確な説明をしています。(当人は恐怖だなんて認めないだろうけど)

 最後の可決に急ぐ背景説明にいたっては、慧眼ですね。エニアグラムを使いこなすことで、見えない領域にまで踏み込んでいる。すばらしい。ここまで使いこなせる人がいるなんて。

 この意見が筆者のものなのか、筆者が知見のある人からあつめた情報なのかは分かりません。
 ですが、教科書だけの言葉では無くて、リアルな世界で実用的に使っている人の言葉で説明されていてゾクゾクしたので、ここで取り上げてしまいました。

 ついでを言うと甘利さんもタイプ6ですよね。甘利さんの話は明日にします。ほとんど同じ説明を主語を変えてしてみます(予定)。

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