うなずくだけなタイプ6

うだうだと書きます。

東京都議選挙でしたっけ? 今週末の日曜に投票のようです。ただ、オリンピックが争点でも無いようです。
ニュースになっていないだけでしょうか? 投票する人は、いかほど考えて行動しているのでしょうか?

私は日本人をエニアグラムのタイプ6の国民性として語ってきていますが、予想していたのと違った動きになったことがあります。
それは移民問題です。安倍政権が移民政策に舵を切ったとき、未知や混沌を嫌う日本人の多くが反対すると思っていたんですね。
ところがそうはならなかった。
なぜだか日本人は受け入れてしまった。

これが、たまたまでなかったことが、後の北方領土問題関連で明らかになります。
安倍政権は、どんどん北方領土問題において後退していきました。なのに支持者は批判を言わず黙ってついて行きました。
支持者は右派が大半なので、反対の行動が起こるのかといえば、そんなことはありませんでした。

タイプ6は、思考センターの否定点に位置します。だから、思考が使えない。思考停止の性格タイプだという解釈ができます。
どうやら、支持者は無批判に思考停止で受け入れているようです。
ここまで無批判だと(リソ&ハドソンの言うところの)レベルが落ち過ぎている。と解釈したいのですが・・・。それとも、これがタイプ6の日常でしょうか?

アメリカの女性歌手(記憶だとマドンナ)のある日の日本公演での出来事で、このような話があるのだそうです。
公演が盛り上がる中で、歌手が、こう尋ねたそうです。「もう、終わっちゃっていい?」。
当然、聴衆からは、「やだーーー!!!」「終わらないでーーー!!!」という反応が返ってくることを期待しているわけです。
ところが、現実に聴衆からあった反応は「イェーーー!!!」
歌手が驚いて「本当に!?」
聴衆「イェーーー!!!」
見事に人の話を聞いていません。これも思考停止と言えます。何があってもイエスと言っておけばいいという態度は意外と広く共有されているのかも知れません。
日本公演に行くような熱心なファン層でも、対話をしようとしていないということです。そういう努力はせずに、分かろうともせずに、単に首を縦にふり盲従するだけだということです。

その後の話なのだと思いますが、女性歌手が来日した際のインタビューで、日本にやって来た理由を訊かれたそうです。
インタビュアーは当然「それは、日本が好きだから」「日本のファンに会いたくて」という類の回答が返ってくることを期待しているわけです。
ところが、現実に歌手からあった回答は「マネィ」の一言だったそうです。ファンとの対話は諦め、割り切られたのかも知れません。

安倍元首相自身もタイプ6でした。首相当時のトランプ大統領が北朝鮮でどのような態度をとっても「いいね」しかしなかったので、タイプ6というのは、相手の言っていることに思考停止で同意する性格タイプなのかも知れません。だから『忠実な人』なんて言われているのかも知れません。

これはタイプ6の負の面ですね。

参考 『タイプ6は心配事・不安に どう反応しているか、 精神レベルにより どう変化していくか

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