エストニアで「日本人お断り」のスタートアップが増えているとのこと

エニアグラムのタイプ6日本関連です。
毎度同じ話となるので、言いたいことは過去にもう言っています。
聞き飽きた向きもあるかと思いますが、「日本人の行動が、エストニアでひんしゅくを買っている」そうなので、この話を取り上げることにしました。

『エストニアで「日本人お断り」のスタートアップが増えた理由』

毎度毎度の決められない日本の話にエストニアが加わりました。

元々、アジアのビジネス界で、日本人は「NATO」と言われていたらしいです。
「 Not Action Talk Only (話すだけで行動をおこさない)」
という意味です。

また、「4L」(Look Listen Learn Leave:見て、聞いて、学んで、(そして)去って・・・)という表現もされていたようです。

以下、引用です。

日本人の行動が、エストニアでひんしゅくを買っていることをご存じだろうか。
近年、エストニアを訪れる日本人の数は激増している。同国への視察を一手に引き受けているe-Estonia Briefing Centerには、146団体・1135人の日本人が2018年に訪れた。これは1位のドイツに次ぐ数となっており、尋常ではない数の日本人が、はるか8000km離れたこの小国に押し寄せていると言える。

その背景には、エストニアが先進的・挑戦的な取り組みを次々と展開していることがある。世界初の電子投票や電子国民制度(e-Residency)を導入し、すでに世界トップレベルの電子政府システムを運用している同国は、デジタルファースト法案を推し進める日本にとってのロールモデルの1つとなるだろう。また、Skype(スカイプ)をはじめとするユニコーンを4社輩出しているスタートアップエコシステムにも学べることは多い。
しかし、実際に事業を展開している日本企業はごくわずかで、日本企業の大半は「表敬訪問」を目的にエストニアに訪れる。そんな日本企業の振る舞いが、現地でひんしゅくを買っているのだ。
(略)
彼らが訪問客と会う理由は、その先にビジネスの機会を見出しているからに過ぎない。ただでさえ労働力が不足している国である。観光ガイドをしているほど、彼らに時間の余裕などない。
(略)
日本企業にありがちな「とりあえず会いましょう」的な表敬訪問ほど、迷惑なものはないのだ。
現地生活を約1年続けた筆者の目には、視察に来た日本人の95%は、「来ること」そのものが目的化しており、その先のビジョンをまったく描けていないように映る。いや、そもそも「描くつもり」がないとさえ思えるほどだ。

これら日本の「いつものパターン」は、
「PDCAが日本の病の原因だ」を読んでの感想 ーーー 「日本企業は、"決められない病"にかかってる」と言われても
「10年後、20年後の日本に希望はあるか?・・・ある投資家が、悲観的になってしまう理由」を読んで
あたりで取り上げてきています。

前者では、

から

どうやら、日本企業は「決められない病」にかかっている、と世界からはみなされているようだ。

という言葉を、

から

米国に拠点を置く日本企業へのコンサルタントである私が、アメリカ人従業員からいちばん頻繁に耳にする懸念は、日本企業の行動に敏捷性が欠けていることである。
(略)
より敏捷な競合他社にチャンスを奪われてしまう。

という言葉を引用しました。

また後者では、

から

「10年後、20年後の日本に希望はあるか?」
この問いに投資家として客観的に向き合ったとき、私はどうにも悲観的にならざるを得ません。


象徴的なのは、昨今のシリコンバレーにおける日本企業の「扱われ方」です。シリコンバレーには先進国・新興国を問わず世界各国の企業が見学にやってきます。しかし日米双方の関係者から私が聞いたところでは、最近はシリコンバレーの企業を訪問・見学したいと申し入れた日本企業が、相手先企業からすげなく断られてしまうケースが増えている、といいます。
(略)
彼らからすれば、日本の大企業に来てもらったところで、もはや教えてもらえることはなにもないし、ギブアンドテイクが成立しない以上、会うのは時間のムダだということになるのです。

という言葉を引用しました。

そして、この話にエストニアが加わりました。

まあ見慣れた「いつものパターン」ではあります。


※ 2019/06/01意外と読まれているようなので、引用を入れて問題点がより分かるようにしました。

2019/06/01追記
全てはつながっているのですよ。
つまりタイプ6日本人の決断力の無さが共通する原因なのです。
タイプ6の特徴が時代に合っていないので、今の日本は停滞しているのです。

参考
農耕民族なタイプ6の性格が日本の高度成長期を支えました(そして、今は・・・)
日本のレベルが落ちている原因
タイプ6日本で出てくる依存的な意見

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