ボルトン前補佐官が暴露話から見るトランプ大統領と安倍首相

ボルトン前補佐官が暴露本の話がいろいろと話題になっています。

『トランプ米大統領、中国に再選支援要請か ボルトン氏が回顧録で暴露(時事通信) - Yahoo!ニュース』
https://news.yahoo.co.jp/articles/de1712cb8a21c242c706a000cc037079c6f4738e

だとか

『ボルトン氏「暴露本」に韓国政府高官が反発も…「信義毀損」批判はブーメランに(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース』
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3c743347de0c40ecc1ca24cc7a7b5566cc10a31

だとか

それで、この暴露本の話では日本のことも書かれているようです。

『トランプ氏、防衛費の負担増迫る 8500億円、ボルトン氏自著(共同通信) - Yahoo!ニュース』
https://news.yahoo.co.jp/articles/42ae1a39a35cecad99c7b8590a484ddda973971b

ボルトン前米大統領補佐官は(2020年6月)23日出版の回顧録で、昨年7月に訪日した際、トランプ大統領が防衛費の分担金として年間約80億ドル(約8500億円)の負担を求めていると日本政府高官に伝えたと証言した。日本政府は否定してきたが、当時の米政府当事者が初めて公に認めた。

こんな話もあります。

『トランプ氏が「日本脅せ」…ボルトン前補佐官が暴露(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース』
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200623-00000032-ann-int

ボルトン前大統領補佐官のトランプ政権の内幕を描いた本が発売され、トランプ大統領が日本に駐留するアメリカ軍の経費について、現状の4倍にあたる年間約8600億円の負担を求めていたことを明らかにしました。トランプ大統領は政権内の協議で「すべてのアメリカ軍を撤退させるよう脅せば、非常に強い交渉の立場を得られる」と話したということです。トランプ大統領はボルトン前大統領補佐官について「法を犯した」とツイッターに投稿し、機密情報を流出させたと批判しています。

先に紹介した
『トランプ米大統領、中国に再選支援要請か ボルトン氏が回顧録で暴露(時事通信) - Yahoo!ニュース』
では、こんなことも書かれています。

トランプ氏は貿易問題に関する政府内の会合で日本との同盟関係が話題になった際、「真珠湾攻撃」を持ち出していら立ちをあらわにした。 


こからエニアグラムの話に入ります。
トランプ大統領を私はタイプ8だと見ています。

エニアグラムのタイプ8は、『統率者(ドン・リチャード・リソ)』『ボス(ヘレン・パーマー)』『主張する人(レニー・バロン&エリザベス・ウエイゲル)』とも言われる性格タイプです。

それで、そんなタイプ8が
「すべてのアメリカ軍を撤退させるよう脅せば、非常に強い交渉の立場を得られる」と話しています。
トランプ大統領が、ディール(取引)が好きだという話は有名ですが、
タイプ8として見ると、そこに、力関係で強い立場に常にいたい。という欲求が透けて見えます。

同時にタイプ8は、弱い者を守る動きもみせる性格タイプです。
タイプ8には縄張り意識があって、その縄張りに入れた下の者には、強権な『ボス』であり『統率者』となる一方で、対外的には、そういった下の者を守る傾向があります。

それで、日本や安倍首相の立ち位置が、どこにあるのか? 縄張り内の下の者の位置くらいにはいられているか?といえば、これも微妙な気がしてきています。

それは、トランプ大統領が「真珠湾攻撃」を持ち出してきているからです。

トランプ大統領にとっての日本は、自分と同じアメリカ人を後ろから殴ってきた卑怯な国であるということです。
その恨みと怒りはたぶん一生ぬぐえないものなのでしょう。

とすると、尖閣問題が危ういことが分かります。
トランプ大統領政権下のアメリカにおいて、日本は、尖閣問題で期待をしないほうがよいと思います。

積極的にアメリカを巻き込んでいく方法もあるとは思います。ですが、そういった当意即妙なことはタイプ6日本人は苦手です。


トランプ大統領に対して、安倍首相や官僚ならび日本人が対等に張り合えば「強敵」と書いて「とも」と呼ぶ立ち位置へ行けたかも知れません。
ただし、日本は上から下まで、こういった喧嘩が苦手なタイプ6です。
できないことを言ってもしかたありません。


トランプ大統領は自分と同じ好戦的なファイターを好みます。
事実、トランプ大統領は、中国の習近平国家主席を尊敬しています。

※ 『肝胆相照らすトランプ大統領と習近平国家主席

これは、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長も同様です。

※ 『トランプ米大統領、金正恩氏は「立派な人物」?



相手と張り合えない安倍首相は何かもっと隠していると見ています。

ただし、
日本人の大半もタイプ6の国民性の影響下にありますから、(安心・安全・安定が崩れた)そんな怖い話を聞きたくはないでしょう。
これは共犯関係といえるものです。


参考
タイプ6日本に関するリンクをいくつか

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