最近の日本、分断というか、なんというか

「頻繁にPCR検査を受け、陽性になれば無症状でも大事をとって入院」という『石原伸晃モデル』に続き、「組織に感染者が出た場合、職員に濃厚接触者はいなくても、全職員を対象にPCR検査を実施」という『自民党モデル』は、感染症対策的には正しいです。このモデルを、全国民に広げていただきたいです。


国の中が分断されているのは、なにもアメリカだけではないのかも知れない。

日本は、縦に分断されている。
上と下では、対処の方法が違う。

どちらが安心・安全なのかは自明。

政府は自信をもって、『石原伸晃モデル』『自民党モデル』を全国に広げては?
でも、それができないから(病院のベッドは足りてないし)上下で分けて、それでもって上は安全だから、安心して飲食もできるってことなのか。
新型コロナを甘くみているようにも思うけど。


日本人の欲しがる安心・安全・安定の供給が、もう末端までは行き届かなくなってきている。


大阪では、

コロナ宿泊療養者の食事について国から予算が手当てされており、一食1500円、一日4500円上限にも関わらず、大阪では一食300円にも満たないような内容の粗末な食事しか提供されないのはどういう事だろう!?
中抜き、(維新関連の)業者との癒着がないか確認せねばならない

という話題があって、この話の是非を判断できずにいたのだけども、
その後日談となるのか、以下のような話が出てきて…、

こんにちは。自宅療養者に配られる食料には「SNS等での公開禁止」とあるようです。こういうことまで刑事罰にしかねないですね。。



少し前にも、

生活保護 1人廃止なら6万円余 委託企業へ報酬/大阪市が受給抑制/民間職員、就労を“違法指導”

コロナ禍の下、「最後のセーフティーネット(安全網)」として、その役割が改めてクローズアップされる生活保護制度ですが、民間委託によって受給を抑制する仕掛けが大阪市で問題となっています。生活保護受給者が支援によって就職し、保護廃止となった場合、1人当たり6万1111円を委託料に加算する―。
大阪市が民間企業に委託する「総合就職サポート事業」の特約条項です。大阪市の資料によると、同市では「成果」に応じて企業に「報酬」が支払われる仕組みが存在します。

というニュースがあって、

はてな のコメントを見ると、

大阪のディストピアっぷりすげー
菅答弁に対するすがすがしいぶっ込み。こんなもん、セーフティネットじゃないじゃないか。大阪維新ともどもキチンと説明してほしい。そんな税金の使い方国民許してない。
「総合就職サポート事業」の委託先企業=人材派遣企業で(利益相反)、しかも西成区以外の(!!)地域を麻生のアソウ・ヒューマニーセンターと竹中のパソナで折半、予算も仲良く等分。もう何から突っ込めばいいのか…

大阪の地域としての性格はタイプ6ではないと私は見ているのだけども、
それでも、これらは、受け入れられているのだろうか?


毎回言うことになるけども、
飲食店の味は常連が作るように(たまに美食家が来て評価しても、お店の味は変わらないように)、
政治や政党の質は常連たる支持者が作っている。

(漫画だって同様、外野で批判をワイワイ言っても、その中身はファンが支えている。ある意味、ファンが作品を作っている)


深夜3時半にタクシーに乗って帰宅しながら考えるのは、何でこんな人生になっちゃったんだろう…ということ。もはや毎日を生き延びるのに必死で、政策のことなんて考える余裕はないし、ネガティブなことしか思い浮かばなくて、もう近いうちにこの国は終わりだなとしか思えない。

というツイートが最近あった。


「保育園落ちた日本死ね!!!」
のときに、
なぜこの問題が解決しないか解説した人がいて、
それは、
直前まで興味をもっていない。興味をもったころには遅い。急な対応はできない。対応を求めようとする間に、この期間を脱してしまうので、持続して問題に関わる人はまずいない。それで、問題が継続され残ってしまう。
…というのがあって、

無関心が、問題を継続させている面もある。

この霞が関のかただって、
「辞めたくて仕方ない限界公務員@霞ヶ関(総合職)。転職活動中」
とのことだけど、
転職すれば、もう関わる必要が無いと思って、我関せずと無関心になるのではないだろうか?


皆、自分の身近な安心・安全・安定だけを求めて、気にする範囲が狭くなっている。
タイプ6日本がストレスに見舞われて、そういった(レベルが落ちたタイプ6と一致する)行動を止められなくなっている。

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