「F1ドライバーのルイス・ハミルトン、時速150キロ超えでの首都高爆走&ドリフト」で思ったこと

『F1ドライバーのルイス・ハミルトン、時速150キロ超えでの首都高爆走&ドリフト走行動画に批判集まる 本人がInstagramに投稿[ねとらぼ]』

リンク先に動画あります。

F1ドライバーのルイス・ハミルトンが2022年11月24日、首都高速道路での高速走行や工場敷地内とみられる場所でドリフト走行する動画を自身のInstagramアカウントに投稿し、ネット上で物議を醸しています。

2つ思ったことがあります。

一つ目、
レンタカー会社が

これは弊社が許可をして撮影されたものではありません。このような走行は一切禁止しております。

とツイートしていますが、
これ、何か対応を取るのでしょうか?

もしも対応を取らないのであれば、
禁止禁止と言いながら実は皆やってOK? 海外客が海外に逃げれば問題ない? 有名人なら文句を言わない?言えない?
などと問いたいことが増えてきます。

二つ目、
日本の警察は、対応するのでしょうか?

はてな のコメントでは、

設計速度60だか80の道で倍以上出すのは狂気だし一般車を巻き込んでぶっ殺す可能性すらあるんだから普通に捕まればいい。遵法精神の違いとか言ってる場合ではない。

「遵法精神の違いとか言ってる場合ではない」と言っている人がいるようです。意味が分かりません。ここは日本です。


かつて動画から逮捕された事例があったと記憶している。是非検挙してほしいし、離日したなら可能であれば国際指名手配してほしい。放置するのは良くない(おそらくそうしないだろうが)



日本は、エニアグラムのタイプ6の国なので、本来は、安心・安全・安定を求めます。
そしてそれが崩れた未知や混沌を嫌います。
それで、通常は、スピード違反なり、その動画を投稿した人物がいれば逮捕もするのですが、
混沌の度合いが強くなると、自分の安心・安全・安定に影響が出始めるので無視する傾向が出てきます。
なので、通常レベルのタイプ6は、弱いものには強く、強いものには弱い傾向があります。

今回の話を見ていると、
レンタカー会社は、混沌の度合いの強い今回のような問題にどれだけ対応できるのだろうか?という疑問がわきます。

記事には、

なお編集部ではレンタカー車両としてスカイライン GT-R(R34)を貸し出しているおもしろレンタカー野田本店に事実関係の確認を試みましたが、「担当者が不在」として正式な回答は得られませんでした。

とあります。
本来であれば被害者の立場なのに、なぜか引けた対応です。
この部分がまず気になっています。

次に、
警察がどれくらい強く対応するかも気になっています。
先ほども書いたように、通常より混沌の度合いが強い話となっています。
「放置するのは良くない(おそらくそうしないだろうが)」
というコメントがありましたが、
私は、放置する可能性すら想定しています。

コメントの中には、

レーサーが公道でこういうことするのは珍しいな

日本はSNS上というか生活上の遵法精神 or 岡っ引き根性がかなり強い。海外のSNS見てると軽犯罪レベルの違反は日常茶飯事でそれを受けいれる空気もある(直接他者を危険に曝す行為には厳しいが)。そのギャップかな

こういった意見を書いた人もいました。
これが、常にこのような態度ならば、その人のキャラクターとしての平常運転なので、私は問題にはしません。

ただし、混沌を持て余して、それを見ないためにこのような発言をしているのなら、これもまたタイプ6な日本人な態度だと思います。

そのような感想を持ちました。


参考
日本人は仲良くはなれてもケンカができないから ― 九州「高速道路・外国人向け定額乗り放題」トラブルについて
日本人は、アウェイでなくホームである日本でも喧嘩できないという話。



以前にもこのような話があったような、と思って調べてみたら、

ハミルトンは2007年12月16日、同国北部の町ラン近郊にある高速道路を時速196キロで走行してしたという。
このため、警察ではハミルトンが運転していたメルセデス車を没収した上、罰金600ユーロ(約9万8000円)を科した。
警察の広報は「彼は即時に交通違反を認めとても礼儀正しかった。(ハミルトンが違反を起こしたのは)スピードを出す傾向がある外国人が定期的に使用する高速道路の一区画だった」と語り、ハミルトンが自らの弁護士に対し当時の道路状況は「とてもすいていた」と話していることを明らかにしている。
また、ハミルトンは罰金600ユーロ(約9万8000円)を科され1月にラン市の裁判所に出廷する。
なお、押収された車は17日にハミルトンの友人によって引き取られている。

https://f1-japan.com/suspension-of-license/

という話があったようです。孫引きです。

ルイス・ハミルトン、過去にもやらかしているんですね。

ドイツの元レーシングドライバー、ミハエル・シューマッハも、

2007年12月には、家族を連れて子犬を受け取るためにドイツ・コーブルク郊外の村へ向かった際、帰りの飛行機の時間が迫っていた関係から、乗っていたタクシー運転手に頼み込み、自らタクシーのハンドルを握って猛スピードで空港へ向かった。ただこのことが世界的に大きく報道されると「ドイツ国内の交通法規に違反しているのではないか」と問題となり、シューマッハが警察の捜査対象となる事態に発展した。

ということがありました。この話は何となく覚えています。
ネットで見ると、このときは証拠が不十分だったという話も(本当かは分かりませんが)出ています。
今回の問題は、本人提出の証拠があるわけです。レンタカー会社に行けば、車体の確認もできるでしょう。

スピード以外にも、ドリフト痕やレンタカーの被害だって問題になるかも知れません。

『【独自】ダム駐車場でドリフト行為 タイヤ痕被害を町が警察に相談 “器物損壊”で2人を任意捜査 福岡県』

篠栗町は今年9月、路面に残されたドリフト痕に関する被害を警察に相談。

警察はSNSで投稿された動画などを元に、ドリフト行為に関与したとみられるいずれも20歳の男2人を器物損壊の疑いで任意で調べていることが分かりました。

日本の警察の動向が注目されます。

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