『世界最大規模のベーシックインカム実験でわかったことは?』
これは国民性や地域性が出る話だと思いました。
これが日本の場合だと、ベーシックインカムを行っても起業には結びつかないはずです。
日本は未知と混沌を嫌うエニアグラムのタイプ6の国ですし、
保守傾向が強く変化を嫌うビッグファイブの開放性が低い国となるからです。
どちらも、起業には向いていない性格です。
一方で、ベーシックインカムを受け取ることで、安心・安全・安定が得られれば、タイプ6の国民性は、良い面を見せ始めるとも思います。
ということで、
日本でベーシックインカムをするなら、目的別に二種類用意する必要があるようです。
一つ目は、安心・安全・安定を提供する意味でのベーシックインカム。これは、大きくとらえると、最近出てきている高校無償化の話も入ってくるかもしれません。ただし、高校無償化は、それに便乗(びんじょう)して私立高校が学費を値上げする可能性が問題点として指摘されていますが・・。
あと、これは、政治家にとっての票稼ぎ政策になるので、内容が吟味されない粗悪な政策になるかもしれません。
二つ目は、起業を目的(目標)としたベーシックインカム。この場合は、申請性にするか、今何か行動している人を対象にするか、専門家に探させるか、これは結果として日本に新しい会社なり産業を興すことを目的としているものなので、対象者は限られます。
一種類のベーシックインカムでは、日本において起業は期待できないんじゃないか
そんな感想を持ちました。