はぁとふる売国奴様へ、私から見ると民主党も自民党も同じです。(ほと んど、エニア話ではないです)

勢いで書いて、これをnoteに出すか数日悩み、結局こうしてnoteに出します。以下、文章です。

ネットで話題だったので、このツイッターの投稿だけ読みました。

はぁとふる売国奴 LINE@はじめました!
‏ @keiichisennsei

民主党政権のころだったと思うけど、尖閣諸島に近づいた中国の漁船と海保の船が接触した一件を「コツンと当たっただけ」と言い、福島原発のメルトダウンを長期間国民に隠していたけど、マスコミは「総理は辞職すべき」って言わなかった。つまり、あれらって森友問題より些細なことだったのか・・・
https://twitter.com/keiichisennsei/status/975387998886903808

今回は、これを読んでの感想です。
不特定多数への発信です。表題には、「はぁとふる売国奴様へ」と書きましたが、個人宛の文章では無いことを始めに断っておきます(個人宛風味)。

この発言を巡るナンダカンダは、
https://togetter.com/li/1210541
にまとめられています。

あのころ、菅政権に対する集中砲があったそうで(私のほうは覚えていない)、「この指摘はあたらない」になるそうです。
ちなみに、「コツンと当たっただけ」は、民主党の責任だと私は思っています。これは後述します。

今回はこれを一番言いたいのですが、尖閣や福島で言えば、私は「民主党と自民党は地続き」だと思っています。

たぶん、これを発言したご本人(タイプ6?)は、現政権を守りたいだけで、尖閣や福島に特別な思い入れは無いのだと思います。
思い入れがあれば、これから私が書く両政党に対する要望1と2に同意していただけると思っています(3はツイッター発言と関係無し)。

これから、ネットの片隅で勝手に感想がてら、私が思ったことの説明をしてみたいと思います。

唐突ですが、
私個人が、民主党(もうありませんが)と自民党に求めているのは、次の3点で、これはどちらも対応してくれていないところです。

1.東電のビデオをフルバージョン(編集無しの完全版という意味で使っています・以下同)で国民に見せる。
2.中国の漁船と海保の船が接触した件のビデオをフルバージョンで国民に見せる。
3.TPPの合意内容と交渉内容を全て国民に知らせる。

私からすると、この部分において、両者に違いはありません。
日本は、エニアグラムのタイプ6の国民性であり、
そのタイプ6の性格を表す言葉には「怖がり」というものがあります。

そういった理解から見ていくと、
これらの3つは、「怖い話」として、国民に伏せられているのだと私は見ています。
もし、これらが開示されることがあれば、国民は、その怖さに耐えられないことでしょう。


おおざっぱに言っただけでは分からないでしょうから、
以下、細かく説明していきます。

3から説明すると、
最近あった、『紙おむつを下水道で処理、18年度から実証実験』という報道。国民はおかしいと思わないのかな?という話です。

タイプ6は、変化を嫌います。またタイプ6は、判断を嫌います。
官僚組織などは、その最たる者です。
なのに、変化を起こすことがあるならば裏に何かあります。
これは、民泊もそうです。
18歳選挙権や18歳成人の話もそうです。
TPPのISD条項と関係があるのでしょう。いわゆる『黄金の拘束服』です。
アメリカからの要求と言ってもいいものです。

昔、新聞で、「日本の役所は横文字が多い。なんとかならないか」という記事が頻繁に出てきた頃のことを覚えているかたはまだいますか?

今は、言わなくなっていますよね。では、なぜ言わなくなったのか?
気が付いたんだと思います。新聞記者のかたがたが。あれは、アメリカの要求文書をそのままカタカナにしただけであったことに。

(タイプ6の)日本は、安心・安全・安定をアメリカに依存していてるので、依存先のアメリカの言うことを思考停止で聞いていて、(タイプ3の)アメリカは、成功のために手っ取り早く日本を利用している」関係ができている。ということです。

「TPPの合意内容と交渉内容を全て国民に知らせる」が実現すれば、どれほど日本政府が思考停止でアメリカの言いなりになり、アメリカが便利に日本を使っている(使い捨てている)かが分かると思っています。

通常の精神レベルで動いているタイプ3のアメリカが、日本を思いやるとは思えないのですよ。

通常の精神レベルで動いているタイプ6の日本も、ただ安全そうだからアメリカの言うことを聞いているだけですし。この日本の態度につては、いつか別記事で書くと思います。

2の「中国の漁船と海保の船が接触した一件」
これ、始めは、日中双方言い合っていたのですよね。
でも言い合いながら日本側はビデオ映像を出さなかった。

「日本の船員がモリで突かれた」「海に落ちた」と言った話も出ました。これは石原慎太郎氏が「数人の人から聞いた」と言っていたような。
当時の海上保安庁長官は否定していますが・・・。

それで政府は、一部議員のかたがたに限定して6分50秒に編集された映像を見せることにします。
田中康夫氏なんかは、「期待はずれだった」「これが『衝突』なのか」と発言してます。
そのときに、社民党の福島瑞穂議員が「コツンとぶつかるような」と発言したようです。
「逃げ惑って当たった印象(民主党議員)」という感想もあったようです。

ここから分かるように、「コツンと当たっただけ」と発言したのは民主党議員ではありません。
ですが、そう発言させたのは編集ビデオを見せた民主党政権です。

編集映像は公開されていませんが、こんな感じだったのかも↓
https://www.youtube.com/watch?v=PO3icKluj7o
これを見ると、追っかけっこの中でぶつかったともとれる映像です。

そんなことが日本でありながら、日中の言い争いで、中国のほうが「日本側は、自分に都合が悪いからビデオ隠している」と言い始めてきます(←私の記憶では)。そう言われても日本はビデオを公開しません。
この言い争いの中、日本の国民にフラストレーションがたまっているときに、
「sengoku38」さんがビデオを流出させました。その一部↓
https://www.youtube.com/watch?v=sVVM2AmvD5U&hd=1
ここでは、追っかけっこの前に、中国側が自らぶつかってきていることが分かり、そうなると後の映像が違って見えてきます。

でも、これで話は終わりません。中国では、このビデオを再編集して、日本人が悪いような映像にして中国国内のネットで流していたと記憶しています。
これを見た中国人は「やっぱり日本人が悪い」と思ったことでしょうし、今でも思っていることでしょう。

ここから私は、編集作業された映像や、一部分の映像からは、事実にたどり着けないということを学びました。

言われてみれば、当たり前の話なのです。
ある映画を編集されたのを見せられて、これが名作か駄作かなんて、分かるはずがありません。ストーリーや作品に込められたメッセージも分からなくなっていることでしょう。

また、予告編から映画評を書くことも不可能なことです。

フルバージョンを見なくては、評価なんてできるはずがないのです。
情報公開における編集とは、すなわち改ざんなんですよ。

では、「中国の漁船と海保の船が接触した一件」では私たちはフルバージョンを見ることができたのか?

見れていないのです。

このビデオですら、全体の一部なのです。もしかしたら本当に、海に落ちたり、モリで突かれているのかも知れません。

編集されたビデオを見た議員からは、中国船員たちが「淡々としていた」「平然としていた」と言った感想も出ていましたが、それは、さんざん暴れた後に、やっと平静になっていた姿だったのかも知れません。
それ以上の何かが映っているかも知れません。
少なくともフルバージョンの中には「海保職員が棒で叩かれるなどの抵抗を受けた場面が映っている」そうなのですが、これも私たちは知りません。

ネットに流れた映像は44分、フルバージョンは2時間を超えるものだそうです。
これを見ること無しに、起訴する予定だった船長の釈放(←中国からの圧力で)が妥当かどうか分かるはずもありません。

ですが、今の政府も民主党と同じく、国民に知らせようとはしていません。

知りたくはありませんか?

今の政権は、
自衛隊の日報から、土地取引の交渉記録まで、隠すような政権です。
民主党時代の記録も同様に隠しています。

タイプ6の官僚や政府組織は、国民に知らせた後が怖いのです。
タイプ6国民も怖い話の当事者になりたくないので、見たくはないのです。
両者の思惑は一致しています。

そして、事実は闇の中へ・・・・、となるのが今の日本です。

「はぁとふる売国奴様も知りたくは無いのでは?」と推察しています。なぜなら、混沌を避ける日本人のタイプ6的な感覚を感じるからです。

※『尖閣諸島中国漁船衝突事件(ウィキペディア)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%BC%81%E8%88%B9%E8%A1%9D%E7%AA%81%E4%BA%8B%E4%BB%B6
※『尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件(ウィキペディア)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%BC%81%E8%88%B9%E8%A1%9D%E7%AA%81%E6%98%A0%E5%83%8F%E6%B5%81%E5%87%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
※『「尖閣事故で海保職員死亡」説 なかなか消えない本当の理由(J-CAST)』
https://www.j-cast.com/2010/11/09080388.html?p=all
※『「尖閣ビデオ」見た議員から異論 「これが衝突?」の感想も(J-CAST)』
https://www.j-cast.com/2010/11/02079854.html?p=all

1の「東電のビデオをフルバージョンで国民に見せる」
ここまで来れば、私の言いたいことは分かってもらえると思います。
あのとき何が現場で語られていたのか、包み隠さず、国民に見せるべきです。
編集(=改ざん)無しでです。

福島関連では、まだいろいろと政府は隠しているでしょう。

例えば、凍土壁だって、なぜ凍土なのか言っていないし。
あれは、メルトスルーが起きていて、核燃料が熱くなって、地面を溶かして落ちて行って、今、大量の地下水で冷やされてチャイナシンドロームになる寸前で止まっているから、だから、凍土壁にして地下水を止めつつ冷やそうとしているのでしょう?

単に、地下水を止めただけだと、熱がこもって、核燃料が熱くなって再び溶け出して、周りを溶かして、さらに落ちて行って、地下水の無いところまで落ちると、もう誰も止められなくなる。
だから冷やさなければならないのでしょう?

※ チャイナシンドローム
原子炉核燃料のメルトダウンによって、核燃料が溶け落ち、その高熱により鋼鉄製の圧力容器や格納容器の壁が溶けて貫通し、放射性物質が外に溢れ出すこと。溶融貫通またはメルトスルーとも呼ばれる。米国の原子炉がメルトスルーを起こしたら、高温の核燃料が溶けて地中にのめりこみ、地球の裏側にある中国にまで突き抜けて達する事態になるのではないかということから、チャイナシンドロームという。もちろん、地理上は米国の裏側は中国ではないし、地球を貫くようなことは現実には起こらず、ジョークの一種である。
1979年に公開されたアメリカのサスペンス・アクション映画「チャイナ・シンドローム」から広がった作品中の造語。
(知恵蔵の解説 コトバンクより)

いろいろと、政府や官僚のほうで、分かっているのに隠していることがあるのは、民主党時代と変わっていないと見ています。

1~3までの、これらができていないという点で、私からすると政党に違いは見いだせません。

「あれらって森友問題より些細なことだったのか・・・」
って、些細じゃないですよ(どちらも大事です)。
ですから、フルバージョンで見たいのです。もちろん今問題の森友も含めてです(再度言います。どちらも大事なんです)。

「あれら」は、国民はまだ何も知らされていません。
自民党に変わっても。

「長期間国民に隠していたけど」って今もですよ。今も。
自民党に変わっても。

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