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AMラジオ廃止に反対

『AMラジオ放送の廃止容認へ FMに一本化したいラジオの厳しい懐事情 - ITmedia NEWS』

 総務省の有識者会議h8月30日、AMラジオ局がAM放送をやめ、ワイドFMに一本化することを容認する方針を示した。AMラジオ局が加盟する日本民間放送連盟(民放連)が今春、経営環境の厳しさを理由に総務省へ要望していた。

これって、民放連がお願いしている形を取っているけど、
要は、AMの電波を別に使いたいってことでしょ?
災害国の日本にAM放送は必要なのに・・・。

FMは送信アンテナが山頂や鉄塔でなくてはダメで、一方、AMならば送信アンテナは川辺など広い敷地があれば可能です。なので、災害で送信アンテナが壊れたとき、もしくは、すぐにでも送信アンテナの設置が必要なときには、AMのほうが対処しやすいです。
これは、日本国内でテロや破壊活動が起きてアンテナを破壊されたときでも同様です。AMのほうが対処がしやすい。
・・・と思うのですが、違うのですかね。
あとは、AMなら電波の到達範囲が広いし、山影にも電波が届くしで、ここでもAM放送は、災害時に有効です。受信機だって安価で極端な話をすれば、電池無しの鉱石ラジオ(ゲルマニウム・ラジオ)で聞くことだってできます。
本当に、日本で起こるであろう災害を念頭に入れて考えているのであれば、NHKのみ残すことだってできるのです。

それを止めるということは、後ろに何かあるということでしょう。

さらに言えば、変化が嫌いで判断が嫌いなタイプ6日本でこのようなことが起きるということは、アメリカあたりから何か言われているのではないか?と疑ってしまいます。
通常レベルで依存体質のタイプ6日本の依存先は、現在アメリカとなっていますから。

参考
最近、フェンスの取り外しが多すぎる
水道民営化、また楽観から始まるのだろうか
「ASTRID(アストリッド)」は何処へ行くのか?――「止められない病」は日本人全体の 問題

2019/09/05追記

これを読むと、
AM放送局は、巨大アンテナが必要で、放送エリア内にバックアップも含めて最低2本は維持していく必要があり、電波出力も巨大で凄まじい電力を食う。なので、比較的送信コストが安いFMに一本化すれば、放送局にとってはかなりの負担減となる。
・・・ということが書かれています。

ただ、具体的な金額がいっさい書かれていないので、ここから分るのは、災害時やテロでアンテナが壊れた場合には、簡単に復旧はできそうにない、ということだけです。

広告収入、維持費、社員の給料、国が国土保全のために肩代わりすると仮定したらいくらかかるのか? 補助をすれば存続可能なのか?その場合いくらかかるのか? また、別の業者が「私が代わりに引き受けます」と、野球でダイエーホークスがソフトバンクホークスに代わったようなことは許されないのか? テレビ局の買収話が過去にありましたが、ラジオ局の買収は許しているのか? 新規参入は許されないのか? など、分らないことだらけです。

なんというか、結論に沿った話をされているとしか思えません。という感想を持ちました。

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