内向的な人、4種類

を読んでの感想です。

この記事で取り上げられている内向的な人は、『ホーナイの三つ組み』の遊離型(タイプ4・5・9)を思い起こさせます。
以下、記事で書かれている内向的な人、4種類について、当てはまる性格タイプを書いていきます。

思考系内向型:
 思考系内向型は、きわめて内省的で思慮深い人を指す。このタイプの人の関心は自身の内側に向かっており、チーク教授いわく「豊かな内面生活の持ち主」である。

これは『思考者』のタイプ5を真っ先に思い浮かべます。また『芸術家』のタイプ4も当てはまるかも知れません。

不安系内向型:
 不安系内向型は、唯一シャイであることと重なる部分があるとチーク教授はいう。このタイプの人は、見知らぬ他人といると自意識過剰になりがちで、慣れない状況下では緊張してしまう。そして、やはり再充電するために孤独な時間を必要とするが、社交系内向型とは異なり、ひとりになっても事前の不安感がぬぐい去れない傾向がある。ただし、こうした不安感は、年齢を重ねるとともに軽減されていくという。

『芸術家』タイプ4ですね。ただ、文章だけを見るとタイプ6が、これは自分ではないかと勘違いしそうです。

抑制系内向型:
 抑制系内向型は、行動を起こすまでに時間を必要とするタイプ。直前や思いつきの誘いを嫌い、あらかじめじっくり計画を立ててから行動し、自分のなかで考えをまとめてから話そうとする。

『調停者』タイプ9ですね。別名『怠け心の修道士』。これも「あらかじめじっくり計画を立てて」がタイプ6とかぶります。タイプ9はガッツセンター、別名、行動センターの否定点にいるので、「行動を起こすまでに時間を必要とするタイプ」となります。
「自分のなかで考えをまとめてから話そうとする」というのもタイプ9らしい反応です。一端全部受け入れて、自分の中で租借して、そして、発言するような感じです。ですから、タイプ9の受け答えはゆっくりしがちです。

社交系内向型:
 社交系内向型は、純粋に自分がそうしたいから、ひとりで、または少人数で行動する。その行動の背景には、不安や社会的プレッシャーはない。ユングの理論でも、内向型の人は社交によって消耗するため、パーティなど人の多いところに出かけたあとは、“再充電”して元気になるために孤独な時間が必要となるとされたが、社交系内向型はまさにこのタイプである。

これは、『調停者』タイプ9を筆頭に、『芸術家』タイプ4、『思考者』タイプ5、つまり、全ての遊離型に当てはまりそうです。
これらは、「一人飯タイプ」とも言えます。
普段は一人飯で、ときたま社交で、という感じです。タイプ9やタイプ4の中には、一人で昼食を食べに行く人がいるのですよね。それで、仲が良い人から、「一緒に行きたい」と言われると、一緒にも食べに行く感じです。ただ、一人でも何ともない。というか、たぶん、一人で食べて充電している。特にタイプ9。
それと、これは自信があって言うわけでは無いのですけども、遊離型 かつ『本能のサブタイプ』の社会型が、このような人たちだと思います。

今回は、「内向的な人、4種類」についての感想でした。

参考
【エニアグラム用語】ホーナイの三つ組み』 遊離型の説明
【エニアグラム用語】否定点とは?
【エニアグラム用語】本能のサブタイプ

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