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日本人はタイプ6

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エニアグラムでは、日本の国民性はタイプ6と言われています。 ネットで見掛けた文章、日々の事件、その他諸々を、タイプ6日本の視点で説明します。
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2017年6月の記事一覧

タイプ6社会で、未知の要素が多ければ理解が得られないのは当たり前

 『ミッドウェー海戦は、日本人が生んだ技術に日本が敗けた戦いだった(2017/06/24 藤田元信 現代ビジネス)』に書かれていたことを取り上げます。

 簡単に言えば、こんな話です。

 日本で発明されたのに無視され、海外が評価した技術によって、第二次世界大戦中の日本軍は苦戦を強いられた

レーダには、発振器とアンテナが欠かせません。じつは、アメリカをはじめとした諸外国のレーダ開発には、日本人の

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『グーグル会長が語った「価値を生み企業を成長させる人材のたった2つの資質」とは』を読んで

 『グーグル会長が語った「価値を生み企業を成長させる人材のたった2つの資質」とは』より

規模が拡大した結果、グーグルは優秀で感じのいい「潤滑油」のような人材を採用し続けた。しかし、「彼らは職務と職務の間に入り、物事を潤滑に進める役割は果たすが、彼ら自身は大した価値を生み出さない」

 これって、タイプ6やタイプ9が入りますね。
 そうなんです。「潤滑油」な方々は、その「優秀」さを「物事を潤滑に進

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新聞記者も思考停止?

 過去に『タイプ6国民、日本人の思考停止』という文章を書いていますが、新聞記者も思考停止みたいなので、今回はそれを取り上げます。

 『佐々木俊尚×牧野洋「『当事者の時代』とジャーナリズム」対談 第2回「メディア経営が厳しい時代だからこそ、新聞記者を専門家として育てる仕組みが必要」(2012/05/04 現代ビジネス)』より引用します。

佐々木: (略)ある大手IT企業の広報のいちばん偉い人が、

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「個性的」は、否定の言葉?

 『いまの若者たちにとって「個性的」とは否定の言葉である(2017/06/06 土井 隆義 現代ビジネス)』を引用しながら
いつものごとく日本のタイプ6社会を書きたいと思います。

2〜3年前、毎日新聞記者の小国綾子さんからこんなエピソードをうかがったことがある。LINE株式会社の出前授業に付き添い、中学校を訪問した時のことだそうだ。

「友だちから言われて最もイヤな言葉は? (1)まじめだね

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タイプ6と「テンプレート」「反復」、そして「ひな形」の話

 日本の国民性であるタイプ6を語る上で大事な話だと思うので独立して書きます。

 先日、『日常のタイプ6を描いたウェブページ』で紹介したページには、「誰かと対立した場合」のタイプ6が描かれています。
 このページの中では、こんなことが書かれていました。

以前に相手に対して効果のあった言い方をことあるごとに繰り返す(同じやり方の反復)

 これを解説します。
 タイプ6は安心・安全・安定が大切な性

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