様々なものを自分に入れるということ。
先日ちとした機会があって複数人でお話聞く大会が勃発。
ってもさ、ワシ、ここ数年個人的に話聞いてるし、
世代が思い切り違うが、ワシ、世代ぶっ飛んでるからわかるカオス。
自分の年齢より上の約20年分の謎知識がそもそも埋め込まれている。
まぁそれはいいんですけども。
相手見て話すことを決めるの知ってたし。
うちの子?が妙にインプットしようとしていたのが笑えた。
インプットというより、アンテナ張ってた。
それを眺めるゲスなワシ。
基本的にアンテナ張る癖がついてるのもあるが、
うちの子?になってからそれが強くなったとは思う。
欲の持ち方がシンプルになったともいうけど、
多分あれは自分の知らないことを知りたい病で、
年上の人らから得られるものっつうのを肌で知っている。
真面目な話だけでなく、
くだらねぇ話の中にもヒントがあるわけよ。
物事への姿勢もそうさ、そりゃそうさ。
だってワシが基本そうやもん。
くだらんことと真面目なこと交互やし、
その中でうちの子?が知りたいこと出てきたら答えている。
誰かの話をすべて聞き入れるわけではなくて、
誰かの話の取捨選択の物差しが出来ていて、
その物差しを広げようと、太くしようとする。
大事なのは取捨選択出来るかどうか、だ。
取捨選択するにはさ、
まず自分の中に何が入ってるかをちゃんと記憶しているかが必要です。
自分の中の引き出し、記憶、経験なりがあり、
そこからどう何を得ろうとするかが必要になるんだけど、
そういうの一応培っているというか、そのことわかってんだよね。
あれでも(笑)
お話大会が終わった後、飲みに行ってたが、食いついていた。
食いつくというより、傾聴していたが正しいか。
聞くことが出来るのというのは大事だ。
聞くことが出来なきゃ引き出せない、相手から。
その日は特に何も言ってこなかったが、
後日、ブツブツとあやつはなんか考えて、言うてきた。
自分の中に落とし込んでから言うてきた。
「芝居が上手いってなんだろう…」
「役者は上手い下手じゃ無いんだなぁ」
そういうのが大事なのでまた適当な老体は適当に返したが(笑)
そーいうのは自分で答を出さないといけないし、
今すぐ答が出ることでもないんだよね。
だから放置するわけですけども、放置することがある意味成長を促す。
…多分(笑)
役者に求めることなんて、目的というか、演出によって異なる。
異なるが、求めることに応えられるようにするにはワシは放置を選択する。
放置しないこともあるけれど、まぁ放置だな。
相手の要求に対してどこまで考えられるかが大事だ。
考える習性がまずつかないと意味はないと思う派である。
んで考えるにはいろんなものをインプットが必要と気づくのがポイントだ。
インプットした上で「ん?」となることが必要だ。
「ん?」となる隙間が必要だ。
それが視野を広げることになる。
何が好きか嫌いかを蓄積しないと意味はないしね。
そういう人、そういうこと考えられる機会を、
じんわり増やしているが、
最後の関門はあれだな、あやつだな、きっと。
そのうち引き合わせることを考えよう。
でもその場にいる自分がもれなく嫌だが。
んな話をしていたら、
「両手に棘を敢えて?」と突っ込まれたが。
いやそれがワシの肥やしだからいいんです。
まぁなんかあれよ、このオチ。
毎回言われるが、ワシ、20年早く生まれていれば…だった(笑)
知ってるよ、どの業界でも言われるよ(笑)
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