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写真の野菜、合計300円、税込。

知ってる人は昔から承知してんだけど、どうも見た目的に「絶対料理とかしなさそう」と言われたりすること多発なわけだが、ワシはもれなく完全に所帯染みているというか、料理しまくりな生き物である。

妙な偏食で、調理方法で食えるものと食えないものがかなりあったので幼稚園くらいから「食わないなら自分で作れ」とおかんに言われて、まぁ食わない時は自分で作るが当たり前になってたところに、小学生高学年くらいからおかんの入退院の繰り返しが始まっていたので、おとんと姉貴のごはんを作るのはもれなくワシだったわけですよ。しかもおとんと姉貴の食うものは違い、姉貴とワシは同じだったりすることもあったけど、まぁ下手すると3人分違うメニューであり、さらにうちは夜に白米食うという習慣がなかったのでおかずなりの山であったから、まぁーめんどいっちゃめんどい家庭。

姉貴はお菓子を作るのは得意だったが、料理センスはナッシングだった。要するにきちんと軽量して…というのが得意で、適当な感じの味付けは苦手だった。ワシはその逆で、まぁそんなに料理するのもおかずたくさんなのも苦ではなく、おかんの味を再現したり、味覚覚えるの得意ではあった。

でまぁおかん亡くなっても家のごはんを作るのはワシで、でもそのうち歳食ったら姉貴は嫁に行き、甥らが生まれて帰って来るとごはんを大量に作るのはまぁそれなりに気にしてなかったが、姉貴んちに行ってもごはん作らされるのは謎だった。そしてまぁ知らぬ間におとんはハニーを作り、家でごはんを食うことがなくなったので料理は一人分になってクソつまんなかったりした年月が割りと続いた。

男出来てもまぁそんなに続かないし、相手の家にも行かねぇし、自分ちに入れたくもねぇし…で、でもある時から永遠の萌えクズと言うてるのが仕事場に来るとごはん所望したので作ったりしていたけれども。

でもまぁかなりの年月一人分が基本で、さらに仕事で地方に行ったりして、さらに近場にスーパーがなかったり、高かったりして、なんか食材ストレスが溜まってえらいこっちゃになってたんだけども、ここ数年地元に戻りましてさ、まぁ地元の野菜やら肉の価格クッソ安いなぁとしみじみ。確かに地方にいた時も都内に戻ったら買って帰って行ってたよ、うん。

最近は体調不良もあったりして、介護人?的に週の半分くらいか、まぁ監視で来たりしているが、もれなくずっとワシのごはんを食い続けている。食費かさむかなぁと一瞬思ったが、1日だけとかだとかさむが、何日もいたりすると使いまわしで食材使えるからそんなになーであった。コロナ禍で日持ちする食材を備蓄してるのに、それを食われることには殺意が沸くけど。それ以外は別になーだったりする。

てなことで、写真の野菜はジャスト300円。レタス2個とキノコ3種とでかいピーマン3つでである。最近買ったものや料理の写真をSNSで晒して遊んでいるが、まぁほんとにクッソ安いんだよね。そもそもスーパー巡りで価格チェックするのが趣味なワシ、もれなく地元でしか買いたくないわけさ。

でもまぁ所帯染みてるのがわかるとイメージ崩壊らしく、一部うるさいのをどうしてくれよう。昔からなんだっつうの、ほんまに。そして料理するの好きとかそういう次元ではないのだ、普通なのだ、当たり前なのだ。

ぷんすかぷんすか。


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