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自分の弱さをさらけ出せる人は英語が伸びるんじゃないかと思う話

新型コロナウイルスのせいで、今年のゴールデンウィークはどこにもいけず、家に引きこもってる方多いと思います。

こんな連休は存分に引きこもって子供と遊びつつ、読書するに限ります。
私も連休前にAmazonで5冊くらい本を買って、まさに今読んでいるところ。

今更ですが、「GIVE & TAKE」という本を読んで、色々気づいたことがあったので、一部シェアしたいと思います。

今回書くテーマは英語学習です。

この本を読んだ方は、英語学習に関する記述なんてないよ?ってなると思うんですが、
私がアメリカに3年住んだ経験から、英語習得に関して大事だなと思う部分がこの本にあったので、書いておきます。

まず、この本のコンセプトから。
この世には
「ギバー(与える人)」
「テイカー(受け取る人)」
「マッチャー(バランスを取る人)」

がいる。

ギバーはひたすら人の役に立とうとして、他人に与えまくることで最終的に自分も得する人
テイカーはひたすら自分の利益のことを考えて行動する人。
マッチャーは、与えたら与えた分の見返りを要求する人。

この本では、とりあえずギバーになることが良いことだよって内容が書かれてます。

これら3つのタイプの人の特徴がわかりやすい事例で紹介されています。
そこで、今回の記事のテーマである英語学習について、面白い記述がありました。

ギバーはゆるいコミュニケーションする。

どういうことかと言うと、
決して自分本意にならず、わからないことがあったら、喜んで人にアドバイスを求めるってこと。
自分の弱さをさらけ出す人ということですね。

私はアメリカに住んでいたとき、英語はもちろんネイティブではないので、アメリカ人のしゃべってることが理解できないことがよくありました。

わからないことをわからないままにしておくと、あとが大変なんです。
例えば職場の同僚との会話で、ある一言が理解できなかっただけで仕事に影響します。

そこで、わからないことを放置せず、
「自分は英語ネイティブじゃないから、そこまで英語は理解できない」
というスタンスで会話する
ことが大事だと気づきました。

わからなかったら、「ごめん、それどういう意味?」ってこっちから質問するんです。
理解できるまで聞き返します。

アメリカ人の場合ですが、大体の人が質問したら嫌がらずに丁寧に教えてくれます。そこで教えてもらったら、「こういう時はこう答えればいいのか」
と一つ一つ英語を覚えていけます。

要は英語能力を伸ばすためには、
質問する力
質問する勇気

が必要だということ。

そこでもう一つ大事なことがあります。
やはり英語力を伸ばすって、結局は実際のコミュニケーションの中で覚えていくことが多いと思うんですが、
話し相手と良い関係を築きながらコミュニケーションすることが前提だと思うんですよね。

例えば自分がテイカーだったとしたら、話し相手を信頼できないので、おそらく会話の中で不遜な態度をとってしまい、どんどん話し相手が離れて行ってしまうと思うんです。

つまり英語を話すうんぬんの前に、人として相手のことを思いやりながらコミュニケーションをとらないと、話す機会がなくなってしまうんです。

相手に誠実さを見せることで、話し相手も増え、コミュニケーションの機会も多くなり、最終的に英語もうまくなってる。
っというのが理想の流れかなと思いました。

これが海外にいながら英語をさらに効率良く伸ばす方法だと思います。

できればギバーの精神で、自分の弱さをさらけだし、他人に英語学習を助けてもらうのがいいってことですね。
プライドが高く、他人を信頼しないテイカーにはできないこと(らしい)です。(エラそうなことは言えませんが。)

この本を通して、英語学習についてまた一つ気づくことができました。
めちゃくちゃ面白かった本でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(ちなみに私は英語教師でもなんでもないので、正確な英語は話せないし、文法も詳しくないです。
でもアメリカ人とのコミュニケーションに困ることはなくなったくらいのレベルにはなりました。あくまで英語力を伸ばすときに大事なヒントがこの本にあるってこと伝えたかったです。)


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