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小説を全然読めないやつが浅田次郎の小説を読んでみた

ホントに・・・本当に今さらなんだけど、
浅田次郎さんってすごいなって思った。ただそう思ったよってだけの記事になってしまうんですけどね。

私は本はビジネス書とか子育てに関する本とか、科学系のノンフィクションとかは読んだりするんだけど、小説は一切読まない。

読まないというのは不正確で、読めないだけなんです。
もともと国語力が壊滅的で、センター試験の小説部分とか全然解けない。
あの答えの選択肢、全部当てはまるんじゃないかって思ってる。

セリフのやり取りが続くと、誰が何を言ってるのかわからなくなる。
「」の前に人物の名前を書いておいてほしい。

それくらい国語力がダメなやつが浅田次郎さんの本を読んだきっかけは、
・妻が浅田次郎のファン
・夫婦でキンドルのアカウントを共有していたから。
それだけ。

なんか妻がやたらと小説を購入するもんだから、アプリを開くと出てくるんです。気になるじゃないですか。

色々妻が購入していた本のなかで自分が最初に読んでみたのが
浅田次郎さんの「帰郷」という本。
これです。

仕事の合間にこの本を読んでたんですよね。

※もちろん空き時間で。私、生物系の研究者なんだけど、実験中って空き時間が結構あるんですよ(汗)。だからスマホで読んじゃいました。スマホのKindleアプリって小説を読むのに最適ですね。

短編小説の本なんだけど、テーマが戦争。
戦争に駆り出された兵士の物語を書いているみたいなんだけど、
これがめちゃくちゃ泣けた・・・。

涙をにじませ鼻をすすりながら顕微鏡を操作するはめになった・・・。

もともと戦争っていうテーマが私にとっては泣けるテーマなんです。
「私は貝になりたい」っていう映画も号泣したし。
もうかわいそうすぎて泣けてしまう。

そもそも世の中に出回っている小説ではいろんなストーリーとかシチュエーションは出尽くしているはずで、斬新なストーリーとかはもうないと思うんですよね。
そうなんだけど、読んだら泣けてしまう。
当たり前だけど、書き方なんだろうなーと思った。

小説を読む能力がない私でも、ストーリーがスッと頭に入ってきたし(笑)
やっぱり浅田次郎さんってすごいんだなと思った。

小説ってストーリーの中の臨場感を味わうためのものなんだなと改めて感じた。

妻が浅田次郎の本を何冊も持っているから、これからちょっとずつ読んでみようと思った話でした。

最後までご覧いただき有難うございました。

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