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学んだことをどのように活かすのか? -簿記検定試験3級を受験し、感じたこと・考えたこと-

先日、私は簿記検定試験3級を受験してきました。今回の記事は、受験前を含めた簿記検定試験の振り返りの記録です。


⒈勉強方法

私が簿記検定試験の勉強を始めたきっかけは、他者から勧められたことでした。数字を扱うことが苦でなかったり、将来的に事務職に就きたいと考えていたりしていたため、受験を勧められました。

勉強を進める中で、徐々に「簿記の知識を活かし、会社のお金の流れを理解した上で営業ができる人材になりたい」と考えるようになりました。

⑴使用教材・使い方

私は、簿記検定試験の勉強を独学で取り組みました。私が使用していた教材は、TAC株式会社様の「よくわかる簿記シリーズ」です。教材は、

①合格テキスト・合格トレーニング(同時進行)
②合格するための本試験問題集
③2023年度試験をあてるTAC予想模試+解き方テキスト

の順番で取り組みました。

⑵勉強スケジュール・勉強方法

私の大まかな勉強スケジュールは、下記の通りです。

〈2022年〉
5月下旬:簿記検定試験の受験を薦められる。教材を購入し、勉強開始。
10月上旬:試験勉強が続けられず、中止。

〈2023年〉
4月:試験勉強再開
8月:「合格テキスト」終了
9月下旬:「合格トレーニング」終了。「合格するための本試験問題集」「2023年度試験をあてるTAC予想模試+解き方テキスト」を解き始める。
11月19日:受験

本格的に試験勉強を始めた今年の4〜8月は、平日は夜に30分程合格テキストに取り組み、休日は合格トレーニングに取り組んでいました。

6月からは繁忙期のため勉強に割ける時間が減り、進み具合がローペースになってしまいましたが、9月下旬にはインプットを全て終えました。

9月下旬から試験前日までは、本試験問題集・TAC予想模試を繰り返し解いていました。90点台を安定的に出せるよう、最大で5周解き続けました。

⒉独学で取り組んで良かったこと・反省点

先日受験を終えた簿記検定試験ですが、結果は合格。点数は97点でした。当日の試験は手応えを感じていたため、3点分間違ってしまったことが悔しかったです。

独学で勉強して良かったことは、自分のペースで勉強ができたことです。特に本試験問題集・TAC予想模試は、90点台を取れるようになるまで4〜5周程解き続けました。日々勉強し続けたからこそ、当日手応えを感じていたのかもしれません。

一方で、独学だと、理解できない箇所を理解できるようになることが難しいと感じました。何回も解いて点数が上がっても、同じ箇所を間違えてしまうことが何度もありました。解説を読んでも理解できず、モヤモヤしていました。

だからこそ、簿記に詳しい方や勉強中の方とのつながりが大切だと感じました。例えば、簿記関連のコミュニティに参加し、お互い教え合うような関係性を構築しながら勉強を行うのもアリだと思いました。

また、仕事しながら行う勉強の大変さを感じました。特に平日は時間が取れないことが多かったため、次回以降は、さらに余裕を持った勉強スケジュールで取り組む予定です。

⒊今後挑戦したいこと

今後は、1〜2年以内に簿記検定試験2級も受験したいと考えています。また、他の資格も勉強してみたいと考えています。例えば、MOS(Microsoft Office Specialist)やITパスポート、通販エキスパート検定等に興味があるため、受験を検討しています。

簿記検定試験に合格した成功体験があったからこそ、「もっと勉強したい・成長したい」という思いが強くなりました。

取り組む上で悩みとなるのが、「取得した資格をどのように活かすのか」だと思います。資格は知識を持っている証拠にはなりますし、理想や目標があるのなら「勉強して損はない」と思いたいです。

しかし、学びの活かし方が明確でないのなら、勉強する・勉強し続ける意味を問わざるを得ないと思いました。学びを活かせる場への参加が決まってから勉強し始めるか、探しながら勉強するかは今後の課題です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。