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「Yes!で文京の未来を語ろう!~ まちの課題解決力を高めるために 」-広石コラムVol.42

最近メディアで話題になりつつある「プロギング」。これはジョギングをしながらゴミを拾うという取り組みで、スウェーデンから始まったようです。最近は日本でも色んな所で行われています。運動にもなり、自分の住んでいる町も綺麗になるという事で参加者が増えて行っているようで、素晴らしいなと思いました。こういった日頃気になっているけど、何となく日々流されて実行できないで終わってしまう事って沢山あると思いますが、地域皆が同じ思いを持って実行に移している姿にすごいなと思いました。そこで、このコラムをご紹介します。(事務局 新村)
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日々の暮らしや仕事の中で感じることや、地域の課題について、ひとつのテーブルを囲んで話してみませんか?

文京区では、平成25年度から、対話等を通じて、多様な主体が関わり合いながら、地域課題の解決を図る担い手を創出する「新たな公共プロジェクト」を本格的にスタートします。
そのキックオフ・イベントのタイトルは「Yes!で文京の未来を語ろう」。地域の問題を誰かのせいや解決を行政にぶつけるだけでなく、お互いの意見を大切に聴きあいながら、何が本当の課題か、何ができるかを考える対話のイベントを、エンパブリックが企画・運営を担当して行われます。

文京区の新たな公共プロジェクトも具体的に進んできていますが、まずは、キックオフイベント「Yes!で文京の未来を語ろう!」では、皆様に「未来を語る対話が楽しい!」という体験をしていただきたいと思います。

参加者、とひとくくりに言っても、ゲスト、区職員、会社員、NPO職員、学生、主婦、商店主、お医者さん、学校の先生など、いろんな方がいらっしゃいます。その80名が一堂に会し、「Yes!で文京の未来を語る」様子を思い浮かべると、ワクワクしてきます。

「毎日通っている街のゴミ、ちょっと気になるんだよな...」「最近会社の人としか話してないかも。近所で気軽に飲むような友達がほしいな...」「地域で人と人がつながる場があったらいいのにな...」「まちにある使われていない施設のスペース、もっと有効活用できればいいのに...」など、日々の暮らしや仕事の中で感じる、でもあえて口にはしていないようなこと、ありますよね。そんなふと思いつくようなことを、ちゃんと話す場を設定することから、地域をよくするアイディアや、人とのつながりは生まれていくことを感じていただければと思います。

また、今回のイベントの特徴は、昨年度の文京区の地域貢献講座の卒業生が、企画や運営にも参加してくださっていることです。講座の終わりがゴールではなく、ここからが本番!とばかりにそれぞれの本領をさらに発揮されている姿が印象的です。企画の打ち合わせには、区役所職員、エンパブリックスタッフ、卒業生が顔を突き合わせ、熱い議論を繰り広げています。これが既に新たな公共を体現していることではないかと、日々感じています。
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こちらは8年前の文京区での取り組みが書かれたコラムですが、いつになっても変わらず、やはり「場」が必要なのだなと思いました。人と話していると「それっ、わかる!」という共感で盛り上がる事が良くあります。共感できる事が大切という事ではなく、もちろん違った意見を聞く楽しさもありますが、「場」が無い事には一人でただ思っているだけで終わってしまうことが多いと私は思っています。今は皆で集まる「場」が難しい状況ですが、オンライン等でも行っていく場づくりや対話の大切さについて改めて考えたコラムでした。(新村)

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