空を見上げていたら24時間経った

最近は特にやる事が減った為、ゲームをしている。ゲームは1日1時間、等と言うが、ずっとずっとゲームをしているなんて事の方が難しいのだから、そうケチケチ言わずにやらせたら良いのだ。イギリス人も家でプレイステーションでもしていろとか言ってる。ゲームなんて適当にやらせておけば良い、そういう理解がある家の方が、ゲーム依存症にはなりにくい。

最近は、集まれどうぶつの森というのが流行らしい。家にいながら、Twitterのフォロワーや現実の友達と遊ぶ事が出来るのだから、実質飲み会やオフ会の様なものだ。外出自粛が叫ばれる中、最も求められているゲームだと言える。ゲームも、コミュニケーションが求められる時代…… と、時代のせいには出来ないくらい、昔からそうだったか。

私はと言うと、最近、空に星座を描く事にハマっている。星座早見表と照らし合わせては、現実世界の星座を描いて、空に浮かぶ星に想いを馳せる。星とは鮮やかで、儚くて、歌う様に瞬いて、そうしていつか壊れて消えてしまう。誕生するすべてのものに終わりをプログラムするというこの宇宙のルール、なんて歌詞もあった。

空を見上げるのは、時間も空間も飛び越えて、感情を共有する手段だ。同じ夜を越えて違う事感じても、大事なのは同じ空を見ている事。同じ空見上げているから、この地球の何処かで。色々な歌詞の引用が頭をよぎる。星座は大昔に誰かが考えたストーリーで、それを私達は見ている。いつか超新星爆発で無くなってしまった星の光も、まだここに届いている。

そんな事をいつまででも考えていたら、気が付けば24時間が消えていた。雨の日も風の日も雪の日も灼熱の太陽も、全て日々を彩る材料。沢山、空を見上げていこう。

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