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なんにももってないけれど

何にも取柄がないとプロフィールに書きました。そのとおりです。今は一日工場勤めで暮らしています。

私は学生の時から既に、お勤めというものが恐怖でしかありませんでした。

名もない短期大学を卒業したころは、阪神淡路大震災直後。就職氷河期と言われるほど仕事も難しい時でした。。

何度も何度も面接を受けては落ちるの繰り返しでした。

しかし、私に限っては、それが勤めることへの初めの恐怖への理由になるのかというと、それだけではなかったのです。

実のところ、人がとても怖かったのです。

学生時代も、真から人と心を通わすことはありません。とても臆病で自信もなかった。何を話していいのかわからない。私が劣っているので誰も相手にするわけがない。そんな気持ちをずっと抱えて生きていました。

なので、さて自分で道を切り開こうというところで、つまづいてしまいました。開きたい道もなかった。ただ仕方なく怖い世界に放り出されたという意識です。(続く)



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