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もっともっとビジョンを語れるようにしたい

2022年1月14日(金)
本日、某企業の幹部の方々の年頭挨拶を聞く機会がありました。一様に予算の遂行と規模の拡大について力強く語られておりました。ただ、力強く語られれば語られるほど違和感が生じました。

先日も経済連合会の年始のイベントで大手の経営者が、日経平均、景気や業績見込みの話しを滔々としているのに対して、コメンテーターの若新さんが、めちゃくちゃ怒ってました。曰く国を牽引するレベルの企業のトップなのだから、もっとビジョンやどんな世界をつくりたいのかを語れと。売上や景気はその結果であって目的ではないだろうという指摘です。

今回拝聴させて頂いた幹部の方々がどうこうではなく、恐らく日本中の企業や組織で目の当たりにする光景なのだと思います。これまでは、それでメンバーを鼓舞できてきたということでもあります。ただ、「役に立つから意味がある」にパラダイムシフトしつつある世界では、経済的な目標よりビジョンをもっともっと語ることが求められているのではないかと感じました。

かくいう私もメンバーへ話しをする時に予算や数値の話しが突出してしまっていることにはたと気づきました。どんな価値創造をするのか?なぜやるのか?それをやると個人にとってどんな価値が生まれるのか?を解像度高く話ができるよう普段から意識していこうと思います。

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