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爪噛みでの気づき

”わがままの極意”
にたどりついた私がこれまでに
どんな人生を歩んできたか、について
ちょっとずつ紹介していきます!


私の母は21歳で若くして、私を出産!
私は1992年、三重県に誕生しました。


しつけは、かな~り厳しかったことを覚えています。
なんせ【怒られたこと】が
私の記憶のメインです。笑

(でもその厳しさのおかげで今の私があるから
ありがとうと思ってます。)


・・・余談ですが、
同じ家庭で育ったはずの弟は
【たのしかったこと】しか覚えていないらしい!
この違い、おもしろい!!!笑


私は、母の喜ぶ顔見たさに
と、 第一子 ということもあり

”顔色をうかがう” のが得意に。


そして物心ついたときから


【 爪を噛む癖・指の皮をめくる癖 】
が始まっていました・・・。


私の爪噛み史


爪を噛み始めたきっかけ

爪の噛み始めが、幼い頃過ぎて
きっかけはまったく覚えてないです。
物心ついたときからで
私の人生とは 爪噛み と共にあります。


爪を噛んでいるときの気分

爪を噛んでいる最中って

めっちゃ無心になれたんです。

不安に追われる感覚が消える
唯一の時間

だったことを覚えています。
現実逃避 しとったんやなぁ~。

だからこそキッカケ思い出したい!笑


爪を噛むタイミング

爪を噛むのはいつも 一人のとき でした。

指先ボロボロで他人から見れば、

「絶対爪を噛んでいる!」

とモロバレにもかかわらず、
爪なんか噛んでませんよ。
と言わんばかりに
決してその姿は見せなかった。笑

爪を噛んでいる自分 
を絶対に見られたくはなかった。

弱い自分は恥ずかしい
と思っていた。

それに、誰かと居るタイミングって

自分の指先を見ることが無かった
=なにかに集中している

ってことかなと思います。

なので、一人になるタイミング

・自分の部屋で勉強を始めようとするとき
・家族が誰もいないとき

は、自分の指に意識が向いてしまって
悪化の一途をたどってました。

指先を見る前に手袋をはめたら
勉強に集中できたけど
指を見てしまったら・・・もうアウトでした。


数日は我慢できたけど・・・

数日間だけ爪を噛まずに済んだ日が
何回もありました。

たとえば、

・旅行で家族とずっと一緒に過ごす日。
・友達とのお泊り会
・部活での合宿

人の目がずっとあると、噛まずに生活できました。
でもそれは対処法。

薬と一緒で、根本治癒できてないから
ぶりかえす~~~。。

結局、癖をやめることはできず
日常に戻ると無心で噛み噛み。
数日間、噛まなかった分、再生されて
また爪を噛める、皮膚を剥けるわけです。
噛み応えがあるって感じでした。
(表現力😂)

爪を噛んだ後に思うこと

爪を噛んだ後、自分の指先を見て


げんなり。。。
またやってしまった。。。
汚いし怖い。
わたしはどうなってしまうんやろう?


という絶望感&焦燥感。。。

・かっこわるいから、やめたい。
・ばい菌が入って手が壊死したらどうしよう。

と思っているにもかかわらず。

親に何度も何度も何度も怒られても
どーーーーしてもやめられず・・・。

指がひどすぎて
人に指を見られないように
隠す日々。


当時は今みたいに調べる術もなく、
本当に親は心配したと思う。

でもそれと同じくらい
いや、それ以上に

やめたいのに、やめれない自分が
心配で怖かった。


指の状態


小学校に入って進級すればするほど悪化。
第一関節くらいまでボロボロ。
皮が剥けすぎて赤い指先。

爪先から歯で爪の表面を剥くから
甘皮あたりも剥けて赤く腫れたりも。

ひりひりしたり
ボンボンと脈打つ感じが指先でわかったり。

掃除のときの雑巾洗いとかで
よく菌が入らんだなぁと不思議に思うほど。

ひどい状態で、見られたくなくて
手は常にグー。

写真を撮るときにピースをしても
親指、薬指、小指の状態が
映ってないか
写真を現像してから、
顔の次に見るのは  指 でした。


やめるための挑戦アレコレ


マネキュア塗ってみた。
時にはカラシを塗ってみた。
手袋をはめてみた。
指先にばんそうこうを巻き付ける。
・・・

ちょっと綺麗になってきた!
と思った頃に
ちょーっとした、ささくれが気になって
ちょーっと滑らかにしたい気持ちで

爪を歯でやすってみる。
噛んでみる。


そうすると爪の先がギザギザになって
まーた気になって爪を噛んでしまう・・・。

これを何百回、何千回と繰り返しました。笑

爪切り、やすり使えばいいって思うかもやけど
爪を噛み過ぎて、めっちゃ深爪すぎて使えやんし
それ以前に


もう気になったら、気になって仕方なくて
衝動的に噛んでしまう。

いや、反射的にがしっくりかも。

今思えば、常に

「〇〇ができやんだらどうしよう・・・。」
「高校に進学できやんだらどうしよう・・・。」
「就職できやんだらどうしよう・・・。」
 

という 
”不安”に追われている感覚
があったことを覚えてます。

あの頃はそれがすべてって感じで
本当に視野が狭かったと思う!
選択肢なんていっぱいあるのになぁ。


ちっちゃい頃から
「今」を生きずに
そんな先のことばっか考えて
戦っていた自分、よしよし。

どうしたらいいか、わからんなりに
やみくもにでも頑張ったなぁ。
ってnote書きながら

自分によしよししました。

やめられたのは、〇〇になってから。

私の爪噛み人生に終止符を打つ時が
ようやく来ました!!!

無事、自分の希望する会社に就職できて
職場の綺麗な先輩の指先を見て

「めっちゃきれいな指やなぁ~。
わたしも、こんなきれいな指になりたい!」

と思えて、無事に 爪噛み・指皮めくり 
をやめられました!!!!!!

社会人になってから!!!

いままであの手この手で
やめようとしたけど

もうそれはそれは
気持ち一つで、やめられました。

童話『北風と太陽』みたい。
無理になんとかしても
本人が心の底から「今や!」って
思えやん限り、無理やよな。
これって、なんでもそうやよな。

だから『北風と太陽』好きなんさなぁ~。


救われた言葉


社会人になって、中学時代のクラスメイトに
爪を噛む癖があったことを
打ち明けたことがあります。

その子は

「癖なんて誰にでもあるし、
それでストレス解消なり現実逃避を
できて生きれとるなら、ええやん!」

って当時の私には
なかった意見をくれました。

今ならこの時の感情を
言葉にできる!

自分で自分のことを
ずっと否定し続けてきたけど
この子は「ええやん!」
って受け入れてくれた。

他人に言われて感じたことやから
ちょっと違うかもやけど

あのときのじんわりした気持ち
それこそが
【自分を認めていいよ、受け入れていいよ】
ってことかな。


人生のすべては
安らぎ、歓び、そして豊かさと共に

という言葉があります。
私にとっては、爪を噛むことが
安らぎだった、だけなんだと。


爪噛みという癖=悪いこと
というジャッジを

爪を噛むこと
=私なりの心が健康に過ごせる方法だっただけ


というふうに、その時上書きできました。
あの時は本当にありがとう!!!!!!


根治した今。

ネイルをしても可愛い指先になったし
指輪をつけても可愛い指になった。

もう手をグーにしたりして
指先を隠すことがなくなって
コンプレックスがなくなりました!!


とはいえ、強烈な不安に襲われたとき
たま~に爪を噛んでしまうことがあります。


でも、今は【理由】が分かっているからこそ
これ以上酷くならないように
対処をしつつ、

「やめやな!!!!」
という、
【現状の自分への否定】
ではなく!


根本にある自分の不安な気持ちに対して

私はいま、〇〇に対して不安な気持ちがあるんやな。

って認めてあげる。

認めるだけで、おもしろいほど
心が楽になって爪を噛むことに対しては
「まぁえっか!!!」
と思える。

それよりも

不安解消への方法に意識が向いて
前向きになれます!

そうすることで、爪を噛むという
現実逃避への依存 も少なくなくなって
次第にしなくなる。

こんな自分はダメ!
と思うことは自分をいじめるのと同じ。


【こんな弱い自分もかわいいやん!】
くらいに思って、よしよししてあげる。
みたいな感覚!

ダメと思えば思うほど引っ張られる。

太りたくないと思えば思うほど
太るのと同じ感じ!


日本人は自分に厳しすぎるので
自分を【 孫 】ぐらいに思えるとええんちゃう?!

(私は子が生まれてからこの歌が
よく脳内で再生されてます。笑)


私の人生で経験した爪噛みのお話は以上です。



なにかに悩んでいるあなたの
根本に気付くキッカケになれば
幸いです!!!

___________________
産者三様〜サンシャサンヨウ〜

結婚妊娠出産で人生を開花させた私が
わくわく!イキイキ!と
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