即席女将のススメ　4月8日(月)朝日記

彼が悩んでいたので、話を聞いてあげようと飲みに誘った。
でもそれもしんどいくらいストレスでやられているようだった。

連れ出せないけど、気分転換はして欲しいし、悩みも解決してあげたい。
そこで、家で居酒屋をしてあげることにした。

うちのキッチンはカウンターが付いているので、その前に椅子を置き、おつまみを作っては出し作っては出しする、「即席女将」になってみた。

日曜日だったので、彼はお酒は控えたかったようで、炭酸水を飲んでいた。
それだけじゃ寂しいので、レモンの輪切りとはちみつを入れてあげた。

おつまみは、野菜を蒸し器でまとめて蒸して、ポン酢と一緒に提供した。
お肉類はめんどくさかったので、ハムをそのまま出した。

彼は自分の考えをノートにまとめながらウンウン唸っていた。
声に出して悩んでみたらと言って一緒に解決策を探していった。
そしたら結構いい案が浮かんで、近いうちに達成したい目標とかも見えてきた。

居酒屋じゃノート広げらんないし、私は料理の片手間で話を聞くから、会話が深刻になりすぎないっていう距離感もちょうどよかった。

今度私の悩みを聞いてもらうときは、彼に「即席おやじ」になってもらおう。