他人と関わるということ

とても怖かったし
たぶん逃げたかった

いつものわたしなら
きもい！無理！って逃げてたけど

ちゃんと向き合ったら、相手を理解するきっかけになった。

自分の感情や勝手な妄想だけで憶測を立てて
相手を否定することは簡単だけど

それではいつまで経っても
私は子供のままだった。

相手に踏み入れることが怖い

それが
話しかけづらい理由や
自分から誘うのをためらう理由
だったかもしれない。

私は人間が怖かったかも
警戒心がとても強くて

なんにも信じれなかった

恋愛は他人と深く関わることだけど
自分を知ることにもつながるんだな。

自分の中にある、他人への恐れ、不信感、
他人と関わることから逃げる癖

もう一度、会うと決めなかったら
この感情を知ることもなかっただろう。

相手が会いたいなら、自分も会いたいとか
相手が会いたいなら、自分も好きになれるとか

相手の動向に合わせて
自分の形を変えるのも
もう疲れてしまった

たとえ相手がどう思っていたとしても
自分の形は変わらないし

自分の想いはもうあるんだよな。

それを見ぬふりをしてきただけで
ずっと自分をないがしろにしてきてしまった

私「いい朝だね」
友達「もちろん」

ここでいつもなら会話終了するとこだけど

この「もちろん」の捉え方も
最初は

『そりゃそーだろ』って暴力的な感じに
瞬時に捉えた私だけど

まてよ、？

Sure! のもちろんもあるんだよなぁ
と思って

言葉って表現が一方的で難しいなぁと思いつつ

“ Have a good day! ”

と返した。

ちょっと変てこな奴だけど、
自分的にはおっけー。

よくやった、と褒めたくなる。

そうやって、少しずつ
他人と関わることから逃げたくない。

他人と関わるとは、自分と向き合うこと。

相手の中に自分を見てるんだと思う。

信じれなかったり、疑ったり
怖くなったり、不信感が出たり

他人と関わるとめんどうくさいし
色んな感情が湧き出てくるけど

それが
人間ってもんだよなぁ。とか
思ったりして

人間だから、いっか。
人間に生まれたんだから、楽しもう

と
思えるようになった。

来世はコオロギかもしれないし。

この一週間、実はいろんなことがあって

友達に告白することにして
遊んでる時に直接告白をして
待ってって言われて
結局振られたんだけど

自分から想いを伝えるって
すごいことだなぁと感じるし

本音を伝えるって恥ずかしいし
逃げたくなるし
恐くて勇気のいることだけど

乗り越えられたなぁ。
自分、すげえなぁ。

ってほのぼのしちゃう自分もいる。

本当に遊んでる最後の最後まで言えなくて
一緒に食べたランチは
ひとくちふた口で喉を通らなくて、

私、こんなに緊張してるんだ

とか
トイレに行って緊張からか
吐きそうになって、笑

でも彼の前では普通の顔をして

みんな、これを乗り越えて
告白して付き合ってんだなぁ

と思ったら
まじで人間リスペクトした

言えて、よかったし
振られた後も

ちゃんと感謝を伝えられたのが
とてもよかった。

あーそーですか、はいはい。
ってならずに

好きって気持ちって不思議だなぁと思って

相手に対して見返りを求めてしまう
期待してしまうのが恋だとしたら

わたしは恋をしてたんだなぁと思った。

相手から反応が、期待が返ってこないと
不思議なくらい、すっきり冷めた。

言ってスッキリしたのもあるけれど。

ほんとうに好きだったのか謎なくらい
気持ちに整理がついた。

だからといって、また会いたいと言えば普通だけど。

待ってる時間って
こんなに辛いんだなぁと思ったし

自分を好きじゃない人を好きでい続けるって
私には無理だった。辛すぎて

失恋したら食事が喉を通らなくなるって
大袈裟すぎだろ！！
って友達を笑ってたけど

いざ、自分が不安になると
全然そうだった。

逆に失恋して振られてからは
また元に戻ったから

わたしにとって辛いのは、
期待して待ってる間なんだって思った。

こうやって自分の輪郭が
少しずつ見えてきて

私は初めて存在できる。

自分だけで自分を知るなんて
むずかしいらしかった。

自分探しの旅とか一番意味ない。

周りの人と関わること、
他人と関わること
目の前にあることに向き合うこと
でしか

自分は知ることはできなかった。

こうやって、一歩一歩なんだなぁ。

でもめげずに頑張れそう。

遠い道のりが、人生。