#11【英語×恋】I am ... (私の名は…)

こんにちは、詠美衣（エミー）です。

「続きがきになる！」と好評連載中の
「恋と英語の奮闘記」

前回までのストーリーはこちらから▼

いつもの調子を取り戻した私。

今日もニックから
グレーディングの仕事に
お呼び出がかかる。

しかし相変わらず
名前は呼んでくれず
目が合ったときを
見計らって上に来てと
ジェスチャーで呼ばれる。

いつも目が合うまで
待ってるのかな？笑

名前呼んでくれたら
もっと早く反応できるのに…

今日こそは、呼ばれたときに
自分の名前を伝えよう！！！

と、思うのだが、
やっぱり勇気が出ない。。。

ほんとチキンだなぁ、私。

シーズンものの仕事なので
あともう数週間でこの仕事自体
終わってしまうのに。。。

そしたら、もう会えなく
なってしまうのに。。。

そんな後悔まみれの午前中
が終わり、お昼休みに。

社員食堂のような
カフェテリアで
コーヒーを入れようと
列に並んでいたら

目の前の列に
ニックが来た。

ああ、今こそチャンス！！

でも、今さら自己紹介なんて
変に思われたらどうしよう。

しかも周りにこんなに人がいるし・・・
好きなのがバレたらどうしよう。

心臓が爆発しそうになる。。。

ええい！どうとでもなれ！！！

と声をかけようとした瞬間、

"Hi Emmy!! What's your lunch today?"
おーエミーじゃん！今日のお昼はなぁに？？

後ろから声が聞こえて
振り返ると、同僚の
ウルグアイ人の友達だった。

うおおおおおおおおおお！！

なぜこのタイミングでーーー！！

話しかけてくるんだよおおおおおお！！！

ニックに話しけずに済んで
少しほっとしている自分と、

早く声をかけなければと
焦る自分がいた。

そういうときに限って、
話が長い友達、、、

目の端にコーヒーを
入れているニックが入る。

ああああああああ
もうすぐニック、
行っちゃうよーー

って、ああ、、、、

行ってしまった……

仕方ない、、、
午後にリベンジ頑張るか。

と思いながら
自分の席に戻ると、
コーヒーに入れる
ミルクとシュガーを
入れ忘れていることに気づいた。

コーヒーマシンのほうに戻ると、

なんとまたそこにニックの姿が！！

サンドイッチをホットサンドの
マシンに入れて、焼き上がりを
待っていた。

あたりに人は多くないし、
本当に今を逃す手はない！

"Hi!!"

とにかくこの一言で

話しかけてしまえば

あとはどうにでもなれ！だ。

"I'm Emmy.
You can call my name when you need me. I think it's more efficient."

私はエミーって言うの。
必要なときは名前を呼んでね。
そのほうが効率もいいと思うから。

い、言えたーーーー！！！！！

でも、緊張していたので

すごくたどたどしかったと思う。

ちゃんと名前伝わったかな、、、？

いきなり話しかけられ自己紹介されて
ちょっとビックリしたようなニック。

"あ、はいはい、オッケー"

みたいな感じで、

慌ただしく会話は終わった。

私も恥ずかしさのあまり
逃げるように退散！！！！

ああーーーーーーーー

変な人だと思われたかも。

まぁいいや。

とにかく、ずっと目標だった

名前を覚えてもらうための

行動を起こした私！！！！

がんばったーーーーー！！！！涙

つづく

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