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最期に握った父の手が教えてくれた「命」のぬくもり ~この地球に生きているからこそ、私たちは再会できる~

2020年12月12日行われるソロライブ"Beyoud Our Borders"とミニアルバム『Traveler's Song』発表に向けて、そこにかける想いやエピソードを、連載していきます‼️

こんにちは、シンガーソングライターのエミーです!ニュージーランド一周の旅を通してつくった
旅人の、旅人による、旅人のためのウタ…
その名も『Traveler's Song』

国境は閉ざされ、国内のGo to トラベルも
始まったかと思えばまた一時停止。

そんな世界中が前代未聞の渦に巻き込まれてる中
強烈にこのウタを世界に届けたいと思い立ち、
9月からレコーディングの計画をスタート。

なぜこのウタのエッセンスである
"再会"というメッセージを私はいま
こんなに強く感じているんだろう?

そんなことを感じながら、
国内での旅や、レコーディングや
ライブ準備を進めながら過ごしてきた
ここ数ヶ月間でしたが、やっと
ひとつの答えを掴みました。

父の命日で改めて気づいたこと


今日、11月24日は15年前に
自死してしまった父の命日。

もうだいぶ心の傷も癒え、
乗り越えているのだけど
やっぱりもう二度と
会えないのだなぁと思うと
不思議な気持ちになる。

そう、死んでしまったら
もう二度と生身の人間としては
会うことができないことを、
私は身をもって痛感させられている。

授業中に呼び出され
行方不明だった父が
遺体で見つかった…
なんて、夢だ嘘だと
言い聞かせながら
制服のまま葬式場に
直行した日…

冷たくて硬くて
ずんと重たい
手を握った
そのときに初めて

人は本当に死ぬんだ
ってことを否応なく
突きつけられた。

まるで粘土やゴムで作られた
ように無機質で鈍い感触は

小さい頃から繋いでいた
分厚くて暖かい父の手とは
全く別のものになっていた。

いま、自分の手や
そばにいる人の手を
握ってみてほしい。
ハグでもいい。

そしてその柔らかさや
温かさをじっくり…
感じてみて。

この感触を
どうかどうか
忘れないでほしい。

この感触は
生きてるからこそ…
なんだよ。

それでも、人はいつか死ぬ。


自分かもしれないし
相手かもしれないし。

だから、会えるときに
会いたいと思う人に
できるだけ会いに行こう。

前の記事にも書いたけど


"一期一会"と言わず、
"一期百会"だって
いいじゃないか。

時間とか距離とか
お金とか心の足枷とか
そんなものさえ飛び越えて
後悔のない人生の旅をしよう。

せっかく私たちは
それができる時代に
生きているのだから。

この地球で生きている限り
必ずまたどこかで会える


死んでしまったら、もう二度と
今世の今の自分と相手のまま
生身の人間として会うことはできない。

しかし逆に言えば

どんなに長く会えない期間や
遠い距離で隔離されてしまっても

この地球で
生きている限り
必ずまたどこかで会える。

だからその日まで
どうか元気で前を向いて 
自分の人生の旅を歩き続けよう。

そんな想いがあるからこそ、
私はこのウタを
このタイミングで
世界に届けたいと
思っているのだと思う。

父が私に遺してくれた一番大切なこと


旅人の道しるべである
"北極星"のように

暗闇で道に迷った旅人が
道の半ばで諦めることなく

進むべき方向へ
歩み続けられるように…

そんな小さいけれど
希望の光になるような
歌を届けたい


それが、人生という旅の半ばで
命を絶った父が私に遺してくれた、
とても大切な私の音楽活動の原点。

紆余曲折ありながらも8年間…
今もなお私が歌っているのは
間違いなく父のおかげだ。

そんなことに感謝しながら、

『Traveler's Song』という
旅人のうたを引っ提げて
来月のソロライブでお役目を
果たしてくる意気込みを
父に報告しました!(`・ω・´)>

エミーに会いたい!
と思った人は、ぜひ後悔のないように
会いに来てくださいね(^_−)−☆
両手を広げて、お待ちしています!

◆12/12のソロライブへのご参加、お待ちしております!
(詳細は画像をクリック。動画配信も予定です!)

◆『Traveler's Song』が気になった方、気に入ってくれた方は、ぜひ丹精込めてレコーディングしたミニアルバムをお手に取っていただけたら嬉しいです!▼以下のサイトより「クリスマスプレゼント企画」でゲットできます▼


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