イヤイヤ期の娘が服を着るのを嫌がってた理由

現在1歳5ヶ月の娘は先月あたりから本格的なイヤイヤ期に入ったと思う。

「服着よー」と言うと逃げる。

「この服とこの服だったらどっちが良い？」と聞くと、
片方の服を手に取ってくれた…

と思ったらそのまま服をぶん投げられるw

そしてもう片方の服も奪い取られてぶん投げられる。

無理に着させようとすると獣の如く暴れ回る。
顔を真っ赤にして、
これは通報されても仕方ないかもって声量で叫んで、
寝っ転がって、そりかえって、全力で拒否する。

何がそんなに嫌なんだろう。
暑いんだろうか。
素材が合わないんだろうか。
タグが痒いんだろうか。
デザインが嫌なんだろうか。

でもこういう時は部屋を涼しくしても、他の服を提案してもダメなんだよなぁ。

一事が万事そんな感じでなかなか手強い。

とりあえず服に関しては、室内では肌着とオムツで過ごしてる。

昨日も夫がお散歩に連れて行ってくれるというので、「服を着せようとする夫」と「着たくない娘」の攻防戦が繰り広げられていた。

私も夫に加勢しようと近寄るものの、娘を押さえつけるのもかわいそうなのであまり打つ手なし。

「着たくないんだねー」と娘に声をかけつつも、困り果てる私と夫。
ギャン泣きの娘。

着たくないんだねー
なんでだろうなぁ
着たくないなら散歩しないで家にいる？
うーん、でも娘、お散歩行きたいよね？

「パパお散歩行くんだって。お外行くよ？」

それを聞いて、娘にギャン泣きがピタッと止まった。
そして私の手から服を取り上げ、自分で被った。
さあ行こうと言わんばかりにこっちを見てる。

そうか、今まで服着る理由がわからなかったんだ。
だから嫌だったんだ。
家の中でならいつもみたいに肌着でいれば良い。なのに、なぜいきなり「服着よう」となるのか。

「今日はご飯食べたら〇〇へ行くよ」
みたいな声がけは前日かその日のうちにしているけれど、
多分娘はまだまだスケジュールを理解して頭の中に留めておくのは難しい。
だから写真を使った1日のスケジュールとか、視覚的なサポートが必要だとは思ってたけど…

いかんせん面倒くさくてww

でもせめて着替える前にもう一回「お外行くよ」って伝えるのは必要だったんだな。
娘には申し訳ない。
子どもを1人の個人として尊重しようと気をつけているつもりなのに、実際は全然できてないんだなぁと思う。


それにしても！！


「意味がわからなくて納得いかないこと」に対して全力で拒否できるなんて、偉いぞ娘！！！！！！(親バカ炸裂)
だって、黙って着せられとく方が簡単じゃない？
でも娘は「なんで服着るのよー！！嫌ー！！」ってちゃんと主張してくれる。
毎日いろんなところで「いや！」「違う！」と主張してくれるのが頼もしい。
「娘と私は別の人間なのだ」ということを思い出させてくれるし、
あの娘の激しいイヤイヤは
「そろそろ接し方のアップデートが必要ですよー」
と教えてくれてるのかなとも思う。

表現は激しいけどねw
表現方法はおいおい学んでいくとして、嫌なことを嫌だという娘のその気概が好きです。