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母子で筋トレする日々(不登校児の運動のしかた)

中1と小3の男児ふたりは、4年間ほど不登校。ときどき行っていたこともあるけど、行かないほうがスタンダード。

失われる「運動」の機会

学校に行かないことで、失うものはたくさんある。勉強は一番に思いつくが、友だちとのコミュニケーション、修学旅行的なもの、放課後の教室に差し込む夕焼け、とか、レベル感はさまざま。

そのひとつに、運動がある。学校に行っていれば勝手にある程度は運動する。通学路を歩くだけでもそうだし、体育の時間、校庭開放の時間など。子どもが育ちざかりに運動しないことは、どれほどの悪影響があるだろう。

「ママはやるけど、一緒にやる?」

身体を動かす習い事はもちろん提案した。でも、全然乗り気にならない。ひとりでは嫌なのかな、と私もやりたいと思っていた散歩に誘ったり、ジョギングに誘ったり、私がやっているバレーボールに誘ったりもした。でも、ちょっとやってみて続かなくなってしまう。

一方で、半年くらい(?)続いているのが筋トレ。彼らのためではなく、まずは私がバレーボールでスパイクを打てるようになりたいという思いから、腹筋を鍛えるプランクをスタート。

「子どもがやるからやる」という活動より、「ママはいつでもやっているから気が向いたらおいで」という方が、彼らにとっても負担が少ないだろうと思っている。私も変に期待しないからちょうどいい。

最初は、ちょっとお腹のぽっちゃりを気にしている次男が一緒にやり始めた。YouTubeを見ながら毎日数分のプランク。最初はキツすぎて最後までできなかったけど、だんだんできるようになっていった。お風呂上りに水分補給をしてから2人でやる。

数週間から1か月くらい過ぎた頃、長男も「やろうかな」とやり始めた。毎日3人でプランクをするのが日課になった。はたから見ると不思議な風景である。

そろそろ半年くらいになるのかな。

運動すると変化が現れる

私は腹筋にうっすらと筋が入り、バレーボールのせいもあるのか、月に0.5kgくらいずつ痩せている。次男は食事に気を付けたこともあり、数kg体重が減ったし、おなかもずいぶんすっきりした。

長男はもともとガリガリで、お腹の肉がないにも関わらず筋肉がまったく見えないという状態だったのが、いわゆる6パックが見えるようになった。もともと肉がないから腹が割れやすい。あと、幼少期から彼は筋肉質だったし、スポーツが得意だった。わりと筋肉もつきやすいのかもしれない。

そこで驚きなのが、長男が他の筋トレも始めたこと。スクワットと腹筋、腕立て、バーベルなどを少しずつ増やしていた。「健康大事だよね」なんて言っているのが面白い。

筋トレして、身体だけでなく気持ちにも変化が現れた

子どもって、本当にだんだん成長するんだなって思う。


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