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学校を辞めるという決断が、息子(16歳ADHD)の転機となった話②

ADHD息子くん、16歳のフリーター生活が始まった。

(そこに至る概要はこちらに書いてます)

…はずなのに、なかなかバイト先が決まらない。

なぜか落ちる。


簡単にバイト先なんて見つかると思ってた彼も

ちょっと世の中の厳しさを知ったみたい。

さらに、バイトの面接の日を忘れる、というのもやらかした。

大事な用事も忘れてしまう…これだけは本当に社会人として致命的なので、がんばってくれー。



そして、

やっと何とか雇ってもらえた牛丼屋さん。


さて、それまで不登校だった彼はバイトに通えるのか?!


全く未知数の中、どうなる事かと思ったら…


ちゃんと休まず通い

仕事もすぐに覚えて研修もクリアし、

5月、初めて10万以上のお給料をもらった。



学校を辞めてからの

彼の、精神的自立、精神的進化、成長が凄まじい。



何かやる時、買う時は

もう全く親に頼らず

自分のお金で全て賄っている。



足りなければ足りないで、

超節約したり

メルカリで何か売ったりして

何とかやりくりして。



弟に借りていたお金も一括返済した。
(ちなみに超高金利の利子をつけての返済)


今は貯金も始めている。


一年以内に海外に行けるくらいの

貯金をすると決めて。


やりたいと思ったことは

即決で「やる」と決めて

即行動を起こす。


そんな長男の成長を見て、

私はこれまでの選択を彼に任せてきたことは絶対に間違っていなかった、と感じることができている。


自分で人生を決めることができる子になってる。

…それだけで、最高じゃないか!✨✨


人と違うことだらけだけど、それは彼だけの輝く個性。大切なギフト。

曇らせず、磨いて磨いてとんがっていく様子が見ていて清々しいほど。


私は息子を心から誇りに思うし、人間として大好きだし、楽しい子育てをさせてもらって感謝でいっぱいなんだ。


学校を辞めるという、側から見たら一見ネガティブに見える決断も、彼にとっては最良の決断だった。自分でそれを選びその後の生き方も自分で決めているんだから。

もう何にも縛られず、夢に向かっていくのみ。無茶苦茶で無謀で未熟で大胆に見えるかもしれないけど、彼にとってはそれしかないシンプルな決断だったのかも知れない。


これからどうなっていくのかな。人生は冒険だ。


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