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いつまでもどこまでも正直でいたいから

『苦しい』

握りしめているものを手放す時、とても苦しい…

頑張ってきたのに、一緒懸命やってきたのに、守る為に、力を入れてきつく…きつく…どんどん強く握り締める。


縛り続けた事を認めたくない


頑張った事が無くなりそうで、私を否定してしまいそうで、私では無くなってしまいそうで。



苦しい…


その苦しさはどこからやってくるのか?何故握りしめたかったのか?今一度静かに内観する。

苦しい、怖い、寂しい

そこには怒りも、悲しみも一緒に湧いてくる。  もし、それを手放したとしたら私は私では無くなるのだろうか…

いや、私はわたしだ。

自分が持っていると思っていたものは、実態のない、ただの感情と繋がった、私の執着だ。      ゆっくりゆっくり執着している気持ちを観ていく。

何故握り締める?頑張ってきた事は嘘じゃない。誰かにわかってもらう必要はない。私は誰かに認められる為に生きているのではない。

そうだ

ゆっくりゆっくり紐解く。解いて手繰り寄せて私の本質へ戻る。頑張ってきた私を誰かにわかって欲しかった。

その誰かとは、私自身。

私はわたしの声を聴く

『辛かったね、苦しかったね、頑張ってきたね』 大丈夫 解いても、何も無くならないよ

どこまでも深く拡がる私の内側で、絡まっていた何かがゆっくり解ける。

涙が自然に溢れ出る

いつまでもどこまでもついてくる私自身。    何から逃げても、どこにいっても、いつまでも純粋な出どころは私自身

その純粋なところを大切に観ていく。      だから私は逃げない!誤魔化さない!!いつまでもどこまでも自分自身に正直である事。


正直さは時に苦しみを連れてくる。その苦しみが解けた時こそ、自分の内側は広く大きく自由になっていく。

付けたす事で満たされるだけではない。ある、ないと判断するものすら、実態のないものだ。

その深くて壮大な私の内側に、私はいつも正直でありたい。






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