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どうしてニュージーランドに住むことになったのか振り返ってみたら芋蔓式に全て繋がっていたこと。

 約6年前までニュージーランドで出産し、育児をしていた私。
そして、今春またNZに戻る予定。

 日本に帰国した理由は、長男に日本の小学校を体験させたかったから。
運動会とか、遠足とかって海外の小学校にはないんだよね。
NZ産なので、日本の常識は窮屈かもしれないけれど、一度それに触れておいて欲しいっていうのもあった。

 って言っても、まさか6年間、小学校卒業までいるとは考えていなかったんだけれど…
そろそろってタイミングでNZ鎖国時代に突入したもので(汗)

 そんな訳で、間延びしてしまったこともあってか、NZ戻る意欲が今、私の中で喪失してしまっているんだよね。

 
 で、さっきまでそもそもどうしてNZって思い返してた。
なんで英語話せない私がNZに住んでたんだろうってね。

 大きなきっかけは前婚時代の新婚旅行先だったってこと。

でも、それも元の行き先はイタリア予定だった。

 結婚式&新婚旅行を検討し始めた矢先におじいちゃんが亡くなって、私はそれを数年先送りにした。

 そしたら、同時期に結婚した従兄弟たちが、なぜかこぞってイタリアに新婚旅行に行ったんだよね。
で、当時の夫くんがなんか拗ねちゃって、テンション上がる行き先は〜って考えたら、当時好きだったロードオブザリングやラストサムライのロケ地のNZはどうだろう?って思いついたんだよね。

 おじいちゃんが逝ってしまうことがなかったら、NZと出会ってないんだよね。
手相で、ご先祖様の後押しが凄いって言われたけど、振り返ればこれもかな。

 とにかく、そんなきっかけで当時の私はNZに降り立ったんだ。

 そして、そのNZ旅行はとっても楽しかったけれど、私の中で何かに気づいてしまう旅でもあった。

 一つは、夫婦の足並みが揃っていないことに気づいてしまったこと。

 そしてもう一つは、NZは冬季の日照不足(というか、夏の日差しとの格差が激しすぎる)からの鬱病が多いので、セラピストとして仕事があるって教えてもらって、海外で働ける可能性があるって視野が広がったこと。(当時はインナーチャイルドヒーリングを生業としたいと思っていたので。)

 そこから、さらに数年。
離婚もして、当時の彼との別れと派遣のお仕事の節目が重なったタイミングで、私はプチ留学を決めた。
馴染みのあるNZに。

 実は思い立った時が、ギリホリ(ワーキングホリデーに満年齢で行くこと)に、ほんの数ヶ月間に合わなかったの(笑)
でも、ここでもほんの少しの差でプチ留学にした分、金銭的に余裕があって、おかげで今の相方が住んでいたオークランドに立ち寄ることができたんだよね。
 ワーホリしてたら、お金のかかるオークランドにはたどり着いていなかったと思う。
 ま、プチすぎて肝心の英語は全くものにならなかったんだけど。

 あとね、留学は大学受験時に本気で考えてたのも今になって思い出す。
あの時代に行ってたら、アメリカでしかなくって、やっぱりNZにはたどり着いていないんだなぁ〜

 振り返っていくと、いろいろなタイミングで導かれていったNZだった。
生活していた中では不平不満もてんこ盛りであったけれど、それでも大好きな国なんだよね。

 
 うん、NZにはなんの問題もないんだ。

 
 やっぱり今の私が抱えている問題は、相方との考え方の違い。
どっぷり土の時代の相方と、風の時代を舞ってみたくてしょうがない私の温度差。
 ついてくるのが当然と思っている相方に対しての不平不満が蓄積してるね。
引き続き、もうちょっと、視座を高くして、自分の在りたいところを眺めてみようと思います。

乱文お付き合いいただきありがとうございました。


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