社外発信に奥手なわたしが決めたnote運用の"3つの掟"
ispecで採用メインに担当しております、人事のえみまるです。
突然ですが、わたしには、とある習性があります。
これが長所であり短所でもあるのですが、大体のことは「不安だけど、一旦やってみます…」と、わりかし早い段階かつ雑に手を動かし出すとこがあります。
そんな生き物に生まれたわたしが、どうにも手汗びっちょりでキーボードを湿らせるだけに終わるのが、社外発信系の活動です。
今回は、社内発信に苦手を感じるわたしが決めた、note運用の3つの掟を公開してみます。
同じように「社外発信…億劫だあ」と手汗を握り続けている、そこのあなた。一緒にその手を…開いて…さらっと乾かしましょう。
note運用の掟
湧き出る手汗の源流には、「自分の発信なんて意味がないし無駄…」「会社を炎上させかねなくて怖い…」「良い記事を書く文才がない…」
なんて気持ちがあります。
あくまで、自分の性質に合わせて定めた掟ですが、たまたま見かけた誰かのマインドセットに役立てば、この上ないです。
1.まずは、メンバーを楽しませよう
「自分の発信が有益なものになるわけがない」というネガティヴかつ断固たる自信があり、億劫な気持ちの土台を作っています。
けれど、なんでだろう…。
弊社メンバーが「えみまるがなんか言ってる〜:kusa:」と、面白がり、スキ!やポストでいじり倒してくれる風景はイメージすることができました。
目に浮かんだいつものispecの風景…これを自分に都合の良いステップで捉え直しました。
わたしは自社の人事なので、どうしたって、まずはメンバーに笑ってもらいたい気持ちがあります。その気持ちには、臆病な自分をほんの少し強くしてくれたり勇気を与えてくれる効果があります。
つられて挑戦した仲間が成果を上げれば万歳。弊社に関わる方やご興味を持ってくださった方が「スキ!」をくれたら万々歳。
…有益な発信になるわけがないと思っていた先に、そんなラッキーがあるかもしれないなら、やってみても無駄ではないと思えました。
2.自分を主語に、主観や趣味嗜好で発信しよう
手に汗握る瞬間は「会社の代表として矢面に立っている」という強い自覚から生まれます。
それは発信を担うメンバーとして非常に重要な感覚ですが、不慣れな場ではパフォーマンス不全の要因にもなります。テンパりパニくり空回り…行きすぎた配慮を尽くした結果、会社のイメージを下げてしまうこともあるかもしれません。1本の記事について膨大な心労がかかり、更新がままならなくなることもあるかもしれません。
本末転倒な運用を避けるため、以下のポイントをおさえ、自身を落ち着かせ解放する土台を敷きました。
自分の感性で語り、内容を個人の責任範囲におき、会社から自律させる…この区分けが、個人の裁量での判断を安定させ、コツコツと回を重ねられる土台となりそうです。
飾り過ぎず、気取り過ぎず、自分の「好き」「面白い」を起点に更新することで、継続的な活動を実現してみます。
それに、いつも通りのテンションで肩の力を抜いて会社や仕事を見つめてみたら、新しい発見があったり、「楽しい」が勝って億劫をさらに半減できるかもしれないですね。
3.自分やアカウントを、育てることに軸を置こう
「読んでもらうだけの文才がない」と、閉じ籠っているうちは、自分を卑下したウルトラ寂しい後味しか残りません。手を動かさなければ才も自信もつきようがないと、わかっちゃいるけど、気が進まん。
そんな八方塞がりの原因を考えて見たところ「読んでもらうこと(=理解してもらう」を重視しているから、ライティング力を負い目に感じ、書く気が失せるのかもしれないと気がつきました。
活動の軸を、いくつかの能力を「育てること」に置いてみることにします。
noteの更新を続けることは、ライティング以外にも身につけられる要素がありそうです。
わたしにとって社外発信は、苦手を乗り越え自分をストレッチする場であり、そのオマケとして「読んでもらえること」が着いてくるようになったら良いな、と捉え直しました。
言葉選びの迷いや、意図せぬ捉えられ方をしないか…という不安はついてまわりますが、弊社には広報ロールが作成した「社外発信ガイドライン」もあるので、それをチェックリストに最低限の表現チェックはできそうです。
そもそも、なぜ社外発信に挑戦するの?
「noteで記事を書く」「ビジネス用アカウントを持つ」など、発信の場を個人として持つことは、手を出さないと決めていた活動のひとつでした。
しかしこの春、採用チームの方向性として「発信力を強めよう」「リファラルネットワークを広げよう」などのメッセージが新たに加わりました。
いずれも、今後のダイレクトリクルーディングやタレントプール採用において、重要な動きになりそうです。
複数の採用系ロールを持つわたしとしては、少しでもサークルの活動を豊かにしたい思いがあり、この記事をかきはじめました。
noteはあなたの居場所だよ
きっかけこそチームの活動ですが、コンテンツ自体は個人の持ち物です。
だからこそ、自分にやさしく居心地のよい場所にしたいですし、挑戦してみようと思い立ったメンバーにも、大切に育んでほしいです。
心意気はあれど、気にしいの心配性なので…。
あえて「この方針でやろう」と掟を定め、自分が安心できる範囲で第一歩を踏み出す形が向いているな、と思いました。
決めたことをチェックしながら、窮屈に感じるようになったら拡張する、そんなふうに、楽しくnote運用を始めてみます。
わたしとnote運用や採用活動について語り合いませんか?
noteを含めた採用広報についてだけでなく、弊社の採用チームの活動についてなど、語り合いたい方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご予約ください。
一緒にランチor夕食を食べながらお話ししましょう〜。