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【ASD】ASDと診断されたときのお話

こんにちは、えみりーです。

今回は、メンタルクリニックでASD傾向があると診断されたときの状況や、その時の心境を残したいとおもいます。

診療が始まって半年以上が経過したときです。
不安障害の傾向があると診断されたため、抗不安薬を3か月ぐらい飲んでいました。

しかし不安障害がなかなか改善されないこともあり、考え方の傾向を主治医に話していたところ、改めて私の思考や行動パターンがASD(自閉症スペクトラムといって、発達障害の一種)傾向があるからお薬変えてみない?と突如として言われたのです。

発達障害?この私が??
これまでソフトウェア設計開発など実績も残してきて、仕事の成果を最低限でも残してきた私が??

全然意味不明で、発達障害ということを受け入れることができませんでした。いきなり説明する主治医もどうかと思いました。

改めて調べてみると、知的障害はなく、脳の機能の1種の分類として「自閉症スペクトラム」通称ASDというものがあるとのこと。

ほうほう。ようわからん。

では改めて、過去の私を振り返ってみて、ASDの傾向と比較してようじゃないか。

(・ASDの傾向→過去の私)
・言葉通りに受け取ってしまう。冗談が判別できない。→昔から言葉を真に受けて怒るなどしょっちゅうでした。

・聴覚過敏→周囲の言葉やドアなどの音が気になって、職場ではこっそりイヤホンをつけて作業していました。

・こだわりを持っている→いくら仕事の評価をされても、私自信納得いった仕事ができていないため、周囲の良い評価を聞き入れることがなかなかできませんでした。ですので、不具合を発生したことだけに囚われていて、結果ストレスがたまってしまいました。

・強い不安を持ちやすい→過去の失敗がフラッシュバックするのは日常茶飯事で、現在不安障害までになりました。

・過集中→集中したら周囲の音が聞こえなくなるくらい没頭するため、会議に送れることは日常茶飯事でした。

さて、振り返ってみましたが、なんとまぁ当てはまること。

ここまで分析しての感想としては、
これまで「できない」「不安を感じすぎる」など自身の性格のせいで、根性が足りないためだと自分を叱責する毎日でした。しかし、脳の機能のせいでそういう行動に至ってしまい、仕事で支障が発生していたと認識すると、対処法があるかもと、ポジティブに受け取ることができました。

私は正式なASD検査をしたわけではなく、主治医の診断による見解を聞いているだけです。もしかしたら、ASDの性格に似ているだけかもしれません。

ですが、自身の性格や特性を分析し、認知し、加えて許すことができました。だって脳機能で出来上がってしまっている性格なのであれば、思考の矯正は難しく、どう付き合っていくのか、どうコントロールしていくのかを思案すればよい、と考えを進めることができたからです。もしかしたら、不安のコントロールもできるかもと。

いかがでしたしょうか?
もしかして私もASD傾向あるかも?と思われた方はいましたでしょうか?

さまざまな場面にて、自分がどういう行動をしているのか、どういう感情が芽生えているのかを思い出して、分析することは大切なことだと思います。

いきなりASDかもよと言われたときはパニックになりましたが、受け入れることで何とかなりました。

今後もASDについて発信していきたいと思います。

えみり

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