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新型うつ傾向の悪化を及ぼすテクノ依存症とは?!

みなさん、こんにちは!ちえみりーです。

いつもたくさんの方にお読みいただきありがとうございます。

最近ずっとスマホやパソコンをいじっていませんか?
今日はスマホやパソコンなどの情報機器やインターネットへの過剰な依存行為が、うつ傾向を悪化させる恐れがあるということについて一つの論文に基づいて紹介していきます。

私も当てはまるような気がしたので、新型うつの傾向もあるかもしれません、、、、。

新型うつ(非定型うつ)って何?

うつ病にかかる人って真面目で協調性のある人がかかりやすいイメージがありますよね。
これは俗にいう定型うつと呼ばれるものです。

最近は新型うつという、従来の定型うつと対照的な人がかかりやすいうつ病が多いようです。
2013年のNHKの取材班による調査によると、上場企業2277社のうち65%の企業に新型うつとみられる社員が存在することがわかっています。

新型うつ病は正式な病名ではないですが、多くの書籍や論文で一般的に使用されています。
新型は性格的な問題が絡むことから、薬が効きにくく長引くケースも多いとされています。

参考にした論文では「抑うつ傾向」、「逃避的傾向」、「非協調的傾向」、「打たれ弱い傾向」の4要素が新型うつ病の悪化要因であると述べられています。

テクノ依存症との関係は?(見直す余地あり)

非定型うつの原因は
・現実生活や人間関係からの逃避から深夜までPCを使い不規則な生活になる
・学業や苦手な相手など嫌いなことに対面することが心身への強いストレスになる

ネットなどの依存傾向が高まると(テクノ依存症になると)
 現実の人間関係が希薄化して孤独に→協調性がなくなる

そしてより依存傾向が高まり、うつ症状が長引き悪循環になる。

テクノ依存症は,過剰適応の一種で現実生活や人間関係からの逃避でもあり,寝不足で体調や生活が乱れ,会社や学校で遅刻・欠勤を繰り返すようになる。また人間的な感性が乏しくなって機械的な思考をするようになる傾向がある。

新型うつ傾向が低い人とは?

この大学生を対象に行った研究では以下の傾向があることがわかっています。(注意:一例に過ぎない)

共同運動を好む人はテクノ依存症と新型うつ傾向が低い
論理的思考性が高い人は新型うつ傾向が低い

反対にテクノ依存傾向が高く、複数人での運動を好まず、論理的思考性が低い人が最も罹患しやすいということがわかっています。

共同運動は、例えばサッカーや野球などチームスポーツで、単独行動よりも協調性を必要とすることが新型うつ病のリスクを回避するのに効果的であると考えられています。

論理的思考性は、主に人間関係などにおいて、怒りや不快感などの感情を冷静かつ論理的に対応することに役立ち、新型うつの4要素である「抑うつ傾向」、「逃避的傾向」、「非協調的傾向」、「打たれ弱い傾向」の全てを抑制する傾向があるそうです。

参考にした論文

さいごに

デジタルデトックスという言葉も聞くくらい、現代人は情報機器やネットから離れる時間が必要であるということがわかりますね。

また、運動の中でもチームスポーツが取り上げられていますが、社会人になって複数人での運動を行うことが難しい方は、単独運動でも運動習慣をつけることが望ましいようです。

私も耳が痛い内容ではありましたが、この内容がみなさんのQOL(生活の質)を上げることに役立てば幸いです。
興味がある方はぜひ、参考にした論文も読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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このページでは主にうつ病療養中である私の体験をお届けしています。

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