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足るを知る者は富む

『咲良って苦労したことないでしょ?』
『咲良っていつも楽しそう』

私がいつも周りか言われることだ。
実際、私はその時を楽しんでいる。

ただ、誤解してほしくないが
私の人生に何一つ問題がなかったわけではない。
自分ではどうにもできないたくさんの問題に
私は立ち向かってきた。

とりわけ、高校時代は私にとって
暗黒の時代だ。

両親の関係は冷え切り、離婚について協議中。
父親は、男尊女卑的思考が強く残っており、
大学進学の支援は全くする気なし。
母は、両親の介護でいっぱいいっぱい。
妹と私は、学校でいじめられていた。

この経験が私に
足るを知るを教えてくれた。

私には、たくさんのお金も、
たくさんの友人も
必要がなくなった。

自分の目標をかなえるために
必要な最低限のお金と、
自分を自分として認めてくれる、
少数の友達と、
最低限生きていける環境があれば、
私はそれで十分だと思うようになった。

私は、今、マレーシアの田舎町にいる。
頻繁に水や、電気が止まるような場所だ。

しかし、マレーシアに来て、
いろいろな場所を訪ねて、考えるようになった。
水や電気が週のほとんど出る場所に住んでれば
いいのではないか?

清潔な寝れる場所さえあれば
幸せではないか?


人々は、自分の持っているものに対して、その価値を忘れてしまう。
しかし、もう一度、自分が持っているものを見てみよう。
電気や、水が常にあることがいかに恵まれているのか?
最低限でもお金があることがいかに幸せか?
あなたの友達があなたをあなたとして
受け入れていることがどんなに恵まれているのか?

その価値に、あなたが気づけたとき、
小さな幸せに気づくことができるだろう。

その幸せを感じられるようになると、
人生は何倍もHappyに過ごせるだろう。



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