エミリナ

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最近の記事

合理的配慮について-ともにアップデートする時代へ-

4/1より合理的配慮の提供が義務化された。 障害者から配慮の相談などがあれば話し合いの場を設け、障害を理由に差別的な扱いをしてはいけないという旨の法律。 障害を持つ当事者としてはこの法律が施行されたことはありがたい。 だけど、介助出来る範囲や店や施設の規模によってハード面のバリアフリーを整備できる範囲は限りがある。 飲食店を例に上げると、 ・介助用スロープを用意して段差を解消 ・車いすユーザーが着席する際に椅子を移動させる ・身体障害者の場合は店員がセルフサービスの水を入

    • 車いすユーザーが当選席での観劇を叶えるまで

      良い席のチケットが取れたけど当選席までは階段を降りないといけないからどうしよう…と困ったことは、コンサートや観劇に足を運んだことのある車いすユーザーなら一度はあるのではないでしょうか。 車いすだからと当選席での観賞を諦めている人の力になりたい思いから、 舞台「オデッサ」に足を運んだ際に、自力歩行ができない私が当選席での舞台観劇をどのようにして叶えたのかを書きます。 Ⅰ.会場と私についてまず参考までに会場と私の障害について簡単に書きます。 1.会場について 会場:森ノ宮ピ

      • ふてほど考察 古田新太は何者?

        父親(古田新太)は誰なのか? 昨日の放送回で渚の母親は小川市郎の娘純子であることが明かされた。 父親が一郎に言った「おとうさん」は「お義父さん」だと思う。古田新太は義理の息子で、義息子は誰なのかを考察していく。 A.キヨシ説 何らかの事情で令和に帰れなくなり昭和の人間として生きてきたキヨシの中年期 年齢的にも純子との関係性的に濃厚だけど、2点気になるところがある。 ・純子と手を繋いだり一緒にベットに入ってもビリビリならない ・渚の父親の苗字は犬島、キヨシの苗字は向坂 上の

        • 2023年のまとめ

          2023年も後数時間。 今年一年を簡単に振り返りたいと思います。 1月 親知らずが痛み出して医大へ 2月 ジョン王観劇(鋼太郎さんと相互さんに初めて会えた) 3月 親知らず抜歯(左)     抜歯の衝撃で隣が浮いて                  数週間痛みに苦しむ 4月 ジキハイ観劇(初めてカッキーに会えた) 5月 親知らず抜歯(右)     右頬がゴルフボールを入                     れたように腫れる 6月 親知らずの治療が終了 7月 あんまり記憶

          車いすユーザーのエレベーター問題について

          最近、優先エレベーターに車いすユーザーが乗れないという投稿がSNSに投稿されてますね。 私自身も、簡易式の電動車いすユーザーなのでよくこの問題に直面します。 車いすユーザーには、エレベーターしか移動手段はない。 車いすユーザーだけのものじゃないし「みんな疲れていて余裕がないんだ。」と分かってるけど、人間だから何本もエレベーターを見送って中に乗っている人と目が合って、「次ので乗ります」と言って扉が閉まる様子を見ると、悲しくなってしまいます。 だけど、 エレベーターに乗っ

          車いすユーザーのエレベーター問題について

          車いすユーザーのレストラン問題について

          先日、車いすユーザーのレストランに入店を断われたツイートに色んな意見があった。 私自身も「車いすだから無理!」みたいな感じで断られそうになったことはあるので、投稿主の悔しかった気持ちはよく理解できる。 また、今の現状を変えていきたいとも思ってる。 全ての飲食店に車いすでぷらっと入店できたらいいけど、現実的には今の日本ではまだまだ難しい。 また、バリアフリーに関する法律が施行される前に建てられたビルにテナントで入ってるお店や個人店などは、店員さんが対応する気持ちがあったと

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          「ジョン王」 観劇レポ

          2/10の「ジョン王」の観劇レポを車いすユーザーの視点から見たバリアフリー情報も含めて書きます✨ (ネタバレを含む内容を書くため大千秋楽を迎えるのを待っていました。) 「ジョン王」の感想 最初で最後のシェイクスピアシリーズの観劇でしたが、しばらくは余韻で何も考えられないぐらい最高の舞台でした! 小栗旬さんが、劇場の後ろのドアから登場して客席の通路を通って舞台に上り、最後に客席の通路を通って登場したドアから帰っていき幕が降りるというサプライズ演出がありました✨ あの小栗旬

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          2022年 振り返り

          2022年も残りあと数時間。 ・新卒から7年務めた職場を退職 ・転職活動 ・アナログから完全在宅ワークと正反対の世界への転職 ・馴染みの深いところでの元首相の銃撃事件 ・戦争 ・年2回家族旅行に行く ・観劇デビュー ・新たな推しが増えた などなど、 今年は人生で最も濃い一年でした。 ・転職活動や全く違う世界への転職で自分の今まで知らなかった世界を知ることができたこと ・人生の夏休み中に今まで行きたかったけど行けなかったお店や場所に行ったり、多くの本や映画に触れることが

          2022年 振り返り