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みつけてくれてありがとう@子どもが鬱になりまして㊷

サワディーカー。
タイ在住の5人家族です。
タイに来て小学生の子どもが不登校、鬱になり、その後登校を再開し始めた現在進行形のお話です。
その様子を私なりに記録していくnoteです。

前回は子どもの忘れ物について書きました。

今回はやさしさに救われたことついて書きます。

双子息子が不登校真っ只中で、家にこもっていた2023年のはじめ頃。
タイの心療内科を受診しても、日本人医師の相談窓口で相談しても、解決の糸口もつかめず鬱々とした毎日を過ごしていました。
そんな中でたどり着いたのが、とあるボランティア団体でした。
タイで暮らしながら、子どもの発達に何らかの心配や問題を抱える親子が、一緒に考え、話し合ったり、情報交換をする場。

連絡をすると、すぐに私のためにお茶会の場を設けてくださり、数人の方とお会いしました。
そこでまず言われたことが「私たち(団体)をみつけてくれてありがとう。」困っている人を見かけても、こちらからいきなり声をかけることは難しい。だから勇気をもって相談してくれてありがとう、と。

お茶会では涙ながらに話を聞いてもらい、同じようにタイでがんばっている親子の経験談を聞きました。
出会ったばかりの私の話に一緒に涙を流してくれる人も。

私はここで何か具体的に解決法を得たわけではありません。
でも不登校や、鬱といった誰にもは相談しづらい話を共有し、共感してもらえる人と出会えたことは大きな心の安心となりました。

この後、ここでいただいたアドバイスを元に学校とも相談を密にし、春休み中に新しい担任の先生との面談の場を設けることで、子どもの登校へとつながっていきました。

あの時、あの場でこの方達と出会えてよかった。
その中にはもう日本へ帰国した方もいて、もう会うことはないだろう。
そのたった一度の出会いが、こんなふうに私たち親子の人生を大きく方向転換するきっかけとなった。

この出会いに感謝です。


今日はここまで!
最後まで読んでくださりありがとうございました!!!

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