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スマホのアプリ『マイナポータル』を使って、年金関係の手続きをやってみた話

夫が65歳の誕生日を迎えたため、今まで私は年金は第3号だったんですが、第1号に変更することになりました。(←年の差婚の方、ご注意くださいね!)
この件に関して、私は無知で何も知らなかったんですが、ご丁寧に年金機構から手続きのための書類が届き、そこで初めて気づきました。

地元の年金事務所に行って、窓口で書類を出す…という形で手続きを完了させても良かったんですが、調べてみたら、私のようなケースは電子申請が可能だとのこと。スマホにインストールしているマイナポータル(アプリ)を使えば、こうした年金の申請手続きもできるそうです。これも初めて知りました。
電子申請だなんて…と、始める前は難しそうに感じられましたが、せっかくの機会なので体験してみることにしました。
さて、おっかなびっくりでマイナポータルにログインして電子申請にチャレンジしてみたのですが、これが実際にやってみたら、意外と簡単でビックリ!
セキュリティ上、画像や詳しい説明は省きますが、私のようなおばさんでもちゃんと手続きできたので大丈夫ですよ✨

情報を入力した後、証明用の書類の画像を添付するのですが、このときのために事前にスマホで写真を撮っておくことをおすすめします。私は自分のマイナカードを証明用に使いました。カードの裏表の写真を撮って保存し、これらを添付して送信しました。

あっという間に手続き完了。その後、申請を受け取った旨のお知らせメールが届くし、想像以上にしっかり対応してもらった感じがありました。あとログインや手続きの度にお知らせメールが届くので(そこまでしなくても…と思うほどきめ細かくメールが来ます)、不正な申請はすぐにバレるシステムなのも良いですね。

さて、ログアウトの前に、過去に私が医受診した医療機関の履歴や処方されたお薬の情報もマイナポータルで閲覧できるので、ついでにちょっと覗いて見ました。(マイナカードと保険証を紐づけしているので閲覧可能)
こちらも想像以上に、私の情報が的確に記録されていてビックリしました。お薬情報に関しては、(最近デジタル庁もSNS等で発信していましたが…)万が一の時に『お薬手帳』として利用できるレベルです。 
いやはやマイナポータルの便利さに脱帽!これ使わないのもったいない!と思いました。今年の私の推しはデジタル庁とマイナポータルに決まりましたよ笑。
みなさんもご自分のマイナカードを使って、一度マイナポータルを開いて見てください。なかなか面白いですよ。

『マイナポータル』アプリのダウンロードはこちら

デジタル庁のnote

#やってみた

【追記1/11.2024】

このnoteを公開後、地元の知人に「マイナポータルはメッチャ便利だよ」という話をしたところ、「えっ?何そのアプリ?!マイナカードは持っているけど、マイナポータルってアプリは初めて聞いたわ。そもそも、どうしてそんなアプリをインストールしてたの?」と言われてしまいました。

私は「なぬ?!」と面食らいましたよ。

そうか、世間の人々はマイナポータルを知らないのか!

これ盲点でしたわ。

確かにマイナカードは(政府のポイントばらまき作戦に釣られて…)みんな慌てて作ったけど、マイナカードを読み取って利用できるマイナポータルは、普段の生活で使わなきゃいけない場面はゼロですもんね。知らなくて当然だし、インストールしている人の方が珍しいかも…と思いました。

じゃあ何で、私がマイナポータルをスマホにインストールしたのか?と言うと、義母のマイナカードを作るためでした。

最初は「私は要らない」と言い続けていた義母も、昨年、いよいよ保険証が廃止されてマイナカードに統一される旨をニュースで知り「私も作りたい」と言い出したのが、ことの発端です。
当時はマイナポイントがもらえる期限がギリギリ差し迫っていた頃で、義母と同じく慌てて滑り込みで申請しようと、全国各地で高齢者が役所に殺到し、窓口に人があふれかえっていた頃でした。
「マイナカードの手続きがしたい」と言われても、義母は足が悪い90代の超高齢者。ただでさえ役所に連れ添って行くのも一苦労なのに、混み合っている所で義母とずっと待ち続けるのは、想像しただけでも大変なことです。
そこで「どうしたらいいでしょうか?」と役所に相談したのですよ。
すると、担当者さんが「マイナポータルアプリをお嫁さん(私)のスマホにインストールすれば、自宅で簡単にお義母さんの申請ができますよ」と教えてくださいました。これが私とマイナポータルとの出会いでした。

「それ私でもできますか?」と聞くと「普段からネットを使えている方なら大丈夫ですよ」とのこと。オンライン申請のやり方が記された紙をいただいたので、試しにやってみることにしました。
まず、スマホで義母の顔写真を撮ってデータを保存し、その後、アプリをスマホにインストールして、表示される案内に従って申請手続きをやってみました。ドキドキしましたが最後にポチって送信完了。サクッと手続きは終了し、無事申請ができました。
その後、ずいぶん経ってから「カードができました」の通知が来たので、義母を車に乗せて役所に行き、担当者に本人確認をしてもらい、カードを受け取ることができました。

…とまぁ、こうしたいきさつから、私は自分のスマホにアプリを入れていたという訳です。
それで、今回の年金の手続きでも利用してみたのですよ。

ちなみに、災害に遭った時に発行してもらう「罹災証明書」も、マイナポータルを使ってオンライン申請ができるそうですよ。

仕事の効率化を図るために…と「パソコン」が日本の様々な職場に導入されるようになって約四半世紀。日本は遅々として進まないと言われているけど、今ようやくデジタル庁が立ち上がり、行政の分野でもデジタル化が着々とすすめられています。
ならば、使える人はどんどん使って利用していくことですよ。私も、こうして利用することで、行政の業務の効率化とスリム化のお手伝いができたらいいな…と思っています。


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