視覚障がい者向けiPhone講習会2

ライトハウスライブラリー主催、視覚障がい者向け情報機器講習会が開催された。
私は旦那とともに、サポートとして参加した。

受講者が、別々のテーマに取り組んだ。
受講者は耳が聞こえにくいため、ヘルパーの方にも聞いていただいた。
担当した受講者は、iPhoneを買ってから数か月経つが、ライトハウスライブラリーでの講習を受けるのは初めてだった。
事前に、シリを使って電話をかけているが、一部の連絡先にかけられないと、相談を受けた。
しかし、当日には解決していた。
それでも、たくさん相談があるという雰囲気だった。

話を聞いてみると、ボイスオーバーという読み上げ機能を使って操作しているが、ほとんど操作方法を知らなかった。
だから、シリを使って操作していたそうだ。
ショップにボイスオーバーの操作を教えてほしいと頼んだが、わからないと放り出されてしまった。
ボイスオーバーをオンにすると操作が変わってしまうから、操作をしっている店員は少ないのが現実だ。
そこで、親族とヘルパーの支援を受けて、シリで電話とメールができるようになったそうだ。
すばらしい支援者たちであるが、ボイスオーバーの専門知識を持った方はいなかった。
早い段階でライブラリーの講習会に来てくれてよかった。

旦那と一緒に、ボイスオーバーのオンとオフを切り替える方法を、シリを使う場合と、ホームボタンをトリプルタップする場合を伝えた。
なぜかというと、支援者に操作してもらうときに必要だからだ。

電話を切れないと言われたから、2本指でダブルタップして電話をとったり切ったりする方法を試していただいた。
1発で成功!
受講者は、すごく喜んでいた。

シリでラインの音声通話をしたいと言われたが、私たちにシリを使ったラインの操作の知識がなくサポートできなかった。
まだまだ勉強しようと思った。

この受講者は、もっとボイスオーバーの操作方法を覚えたら、便利に使えるから、ライトハウスライブラリーで初心者向けiPhone講習会を受けることを勧めた。
良い反応が返ってきたから、初心者向けiPhone講習会を希望しているとライトハウスライブラリーの先生方に伝えた。
受講者の方 本当にありがとうございました。

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