見出し画像

ムダなスキルなどない:「人生100年時代」一筋キャリアはむしろキケン<その1>パティシエ編

おはようございます!
本日は、
ムダなスキルなどない:「人生100年時代」一筋キャリアはむしろキケン<その1>パティシエ編

といったテーマでお話ししようと思います。

ちょっと挑戦的に聞こえるかもしれませんが…
今日はお仕事の『考え方』のお話。


私の経歴<その1>パティシエ編


私は現在、不動産ベンチャー企業で空き家・相続に特化した不動産仲介のお仕事をしています。仕事と子育てを両立しながら勝ち取った宅地建物取引士の資格を活かし、不動産売買契約書の作成等の業務の傍ら、新規プロジェクトとして「一棟貸別荘」簡易宿泊業に挑戦していたりします。

でも…私もともとはパティシエだったんです。
製菓専門学校を卒業して、結婚式場でウエディングケーキを作っていました。小さいころからの夢を叶えたんです。今の仕事からは想像もつかない職種。職場でも話すと意外過ぎると驚かれますっ笑
サクッと簡単に経歴をご紹介すると

①パティシエ→②専業主婦→➂財務・会計→④不動産業

こんなかんじ。一貫性…ないですよねっ(;^ω^)エヘヘ…
そしてキャリアをガラッと変えているのでもったいない…と思われる方も多いかも。それから…一つの事を続けられない根性なしっ!!といった声も聞こえてきそうです(ノД`)・゜・。
でも…実は…そんなこともないんです。
私は自分の経歴に後悔はまったくありません。その理由をご説明していきます。まずは<その1>パティシエ編です。

・栄養学が家族の健康を支える

パティシエになるために専門学校に通いました。そこで学んだ科目が「栄養学」人間のカラダにはどんな栄誉素が必要なのか。また、食品に含まれる栄養成分や効果効能。ありとあらゆる「生きていく知恵」を取得する事ができました。これが今、働く母親として大いに役立っています。ワーママさんにたずねたらみんな首折れるくらい深くうなずいてもらえると思うんですけど…子供の健康。これ崩れると仕事どころではありません。子供が熱をだしたら保育園から呼び出しがかかり…数日仕事を休まざるおえないことも多々あるでしょう。そして肩身の狭い思いを経験したママは少なくないはず。カラダは食べたもので作られる。だからこそ子供たちを健康で丈夫に育てたいのなら日頃の食事管理が何より大切なのです。人間のカラダと食べ物の基礎知識を知っているかいないかで、かなりの違いがでてくると私は考えています。以前上司に「たつのさんの子供はホントに元気だよね~。子供の体調不良でお休みなんて滅多にないもんねっ」とほめ言葉?(ほかにほめるところがないからか?)をいただいたほどです(/・ω・)/それもそのはず、長男は7年連続、次男は4年連続【皆勤賞】継続中。うちの子ホントに風邪ひかないんですよね…おかげで仕事に集中させてもらっています。感謝。


・根性と探求心

パティシエって…結構体力勝負なんです。小学生の女の子が「将来はケーキ屋さんになりたいです!」と言ってるイメージがあるかもしれませんが現実は職人の世界。華やかに見える反面、過酷な仕事でもあります。もちろん労働基準法に基づいた労働環境であるべきですが、一人前になりたければ仕事とは別に修行も必要。根性はやっぱりマストなんです。また、いろんなお店のスイーツを食べて研究するなど、探求心も養われました。現代ではライフワークバランスという言葉も耳にするくらい、プライベートの時間を重視する世の中になってきていますよね。素晴らしいことだと思います。しかし私はこんな風に思うんです。仕事と遊びをそんなに区分けしなくてもよいのでは?と。私の大好きなアスリート「羽生結弦」さんはゲームが大好き。でもただゲームを楽しむのではなく、「あ、これスケートに取り入れられるな」とインスパイアされ、そのアイデアが作品にちりばめられているんですよね。自分の仕事に対して絶対いいものを創ってやるっ!という根性と、飽くなき探求心はやっぱり大切なんじゃないかなぁと思います。パティシエというお仕事を通して身に付いた貴重なスキルです。

・アートな感覚

スイーツといったら…目でも楽しめるのが特徴。

世界大会優勝の高橋萌さんの作品

いや…もうこれはスイーツを通り越してアートです。
なんとも美しい…
現役時代の私はこんな作品とは程遠い出来でしたが、やはり「美しい」にはこだわりをもっていました。
子供のころ、誕生日にフルーツ一いっぱいのケーキが運ばれた瞬間、幸せな気持ちになったことはみなさんも経験あるはず。
それはケーキが美味しいからだけでなく、その華やかさに心が奪われたからではないでしょうか。
情報が溢れ、技術が発展し、さまざまなモノがコモディティ化しつつあります。そうなるとプラスワンで必要となるのが「アートな感覚」iPhoneやダイソンが高くても売れる理由はここにあるのだと私は思っています。パティシエ時代にこの感覚を養えたことは今現在、手がけている新規プロジェクト「一棟貸別荘」にも必ず活きてくると思っています。

まとめ

現在の不動産業、前前職のパティシエ。
まるで一貫性のないスキルとキャリア…
パティシエの経験なんてなんの役にも立たない?
いえいえとんでもありません。学んだことはすべて今に活かされています。
いや…というより、思考して活かしているのです。
どんなに違った職種でも活かせる、学べることは必ずあります。
大切なのは「具体↔抽象」の繰り返し。
人生100年時代。むしろ偏ったスキルやキャリアよりも、より多角的な視点で仕事に取り組める人材こそ生き残れる世界に突入するのではないでしょうか?
みなさんはどう思いますか?

最後までご一読いただきありがとうございました!