「何をやるかより誰とやるか」空き家再生：一棟貸別荘プロジェクト【その３６】
おはようございます！
本日は、
「何をやるかより誰とやるか」空き家再生：一棟貸別荘プロジェクト【その３６】
といったテーマでお話ししようと思います。
こちらのマガジンの続編。
私は現在、不動産ベンチャー企業で空き家・相続に特化した不動産仲介のお仕事の傍ら、新規プロジェクトとして「一棟貸別荘」簡易宿泊業に挑戦しています。いよいよ8月OPEN予定！山梨県の別荘準備が大詰めであります。
ここまでたどり着くのに本当にさまざまな困難がありました。まだゴールにはおろか、スタート地点にもたどり着けていませんが…。がむしゃらに走り抜けた道のりの中で得たものがあります。それが「縁」です。ゆかりのない地方で新たな事業を展開していくのに欠かせないのは協力してくださる方々の存在。もがき苦しみながらそれでも前を向いて進むことで得ることができた繋がりです。それがいかに重要なものなのかを具体例を交えながらご説明していきたいと思います。(/・ω・)/わっしょい！
・「先人の知恵」をありがたくいただく
まず、マガジンでもお伝えしている通り、弊社および私はこの「一棟貸別荘」簡易宿泊業はまったくの未経験。素人です。右も左もわからない中、手探りでここまで来ました。しかし１人ボッチだったかというと…答えはノー。
偶然にも購入した物件の近隣で同様の非接触型宿泊施設が存在していました。そちらを管理されている方と繋がることが出来たんですね。これがまさに幸運中の幸運。慣れない土地のうえ、自然豊かな立地上、冬の積雪の状況や地域のこと、さまざまな事柄を教えていただきました。また、非接型宿泊施設ならではの問題点やオペレーションのコツなども伝授いただきました。本当にありがたいことです。ここで伝えたいことは未経験だからといって、すべてを０イチする必要はない。「先人の知恵」をありがたく享受することの重要性です。ここで短縮された時間を使って新たな価値を生みだす。新参者にとってスピードは欠かせない武器なのです。
・「縁」が連鎖する
もちろん、こちらの方に弊社の物件も管理をお願いする予定だったのですが、訳あってそのお話が難しくなってしまいました。すると…その方はなんと「代わりにお願いできそうな人がいるから紹介するよ」と知人の清掃管理を営んでいる方とコンタクトを取ってくださったんです。もともとさまざまな業種の経営をされている方。器の大きさがハンパないです。そして地方で事業をやられている方は本当に顔が広い。協力者がたくさんいるんですね～！この方に出会えてなかったら間違いなく８月にOPENを迎えることが出来なかったと思います。本当に感謝しても仕切れない。もちろん社としてもきちんとした形でお礼をさせていただく予定です。
・「地元」のドンと繋がれ！
さて…そして紹介していただいた方もこれまたすごい方でした。いうなれば地元のドン！٩( ''ω'' )و
清掃を中心に事業展開をされている４０歳ほどのお若い社長様です。この方が本当にキレッキレなんですね～！例えば別荘の清掃をお願いしたいと頼めば、現場にすぐに来てくださり、施設をぐるっと１周廻って概要を瞬時に把握。こちらの細かい説明は不要でとにかく話が早いんです。それだけではありません。内装で少し困っている箇所があり早急に何とかしたいと伝えると「知り合いに地元の大工がいるので繋げますよ」となんとも嬉しいお言葉っ！そしてそして極めつけは自然豊かな立地ゆえに、シカやイノシシなどの野生動物が顔をだすこともあるのですが、「友人に猟師いるんで罠仕掛けて間引いてもらいましょう」と一言。どこまで気が利くねんっ！って感じであっぱれです！(ノД`)・゜・。
なんてゆうか…ドラえもんのポケットのように私がほしい…と思うものを「地元の繋がり」という道具を使って叶えてくれるのです。本当にありがたい。見知らぬ土地や地方で何かを始めたい場合は、地元を熟知している方と繋がることが出来るか。これは非常に重要なポイントになると思います。
・【まとめ】協力してくれる人を集めるゲーム
つまり…話をまとめると、新しいことにチャレンジする時、もっとも大切なこと、それは「何をやるかより誰とやるか」
自分一人の力はちっぽけです。そして私は自分が有能な人間ではないことを誰よりも自覚しています。だから、この新規プロジェクトを任せてもらった時にはじめに考えたこと。「これは協力してくれる人を集めるゲームだ！」プロジェクトが進むにつれてこの思いは確信的になっていきました。だから苦しい時こそ「協力したいと思ってもらえるのはどんな人？」と自分に問いかけながら人と接してきました。そして協力してもらった分、自分がもっともっと成長してちゃんと恩返しができる人間になりたいと思っています。
いろんな方々の協力に支えてもらいながら、一棟貸別荘の記念すべき１棟目がＯＰＥＮいたします。
皆さんにも是非遊びに来ていただけたら嬉しいです！
noteのご感想、ご意見、「こんなこと取り上げてほしい！」などのリクエストじゃんじゃんお待ちしております。執筆の励み、そして新たな気づきにつながりますので、ぜひコメント欄よりお待ちしております！！
本日もご一読いただきありがとうございました。