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“選考をするだけ”じゃない採用面接で大事なこと

こんにちは!
Voicyの田ケ原です。

実は私、1月からビジネス職全般の採用も担当することになりました。
「カンパニークリエーター」という新設された部署(?)で、はじめて組織づくりに挑戦しています。

7人目のメンバーとしてジョインしてからずっと広報職だった私は、採用担当をはじめてからたくさんの方とお話する中で、気付いたことがありました。

今回はそのことについて私なりにまとめています。

Voicyらしい採用ってなんだろう?

採用担当を任された私が最初に考えたのが、「Voicyらしい採用ってなんだろう?」ということです。

採用担当をはじめて気づいたことは、「Voicyのサービスには触れたことがあっても、Voicyの社員や社内の雰囲気には触れたことがない人が圧倒的に多い」という当たり前の事実でした。そして、その最初の窓口が私だということでした。

「採用」も「Voicyを体験してもらうひとつのサービス」と捉えると、「Voicyらしい採用とは何か?」、そして「私にできることは何か?」を考えなければならないと気付きました。

お互いを徹底的に知らないと始まらない

お陰様でVoicyの露出が増えてきていることもあり、面接に来てくださる方たちは私たちのビジョンに共感し、同じ船に乗って挑戦していきたいと言ってくださる方ばかりです。本当に嬉しく思っています。

でも、ある面接で、「Voicyってインフルエンサー向けの音声サービスですよね?」とおっしゃった方がいました。それを聞いて、私は「ああ、Voicyってそんな風に見えているんだ」と気づきました。

代表の緒方は社内でよく「サービスづくりにおいては、ユーザーのことをどれだけ考えられるか、気持ちや意図を汲んで作り込めるかが全てだ」と言っています。

私は当初、採用面接の目的は「応募者のことを知ること」にあると思っていたのですが、それだけではなく「いまのVoicyについてちゃんと知ってもらうこと」も同じくらい重要でした。

それ以来私はできる限り率直にVoicyのことを伝えたり、私だけでなく、なるべく多くの社員とお話していただけるようにしています。

よく考えてみると、お互いのことをきちんと知らずに、入社してから期待と違うなんてことが起きたら、意を決してVoicyに入社してきてくださる方に申し訳ないです。

そんなアンハッピーを作らないためにも、当たり前のことかもしれませんがしっかりお互いを知るというのはすごく大事だなと感じました。だからこそ、良いところも、これから改善していかなければならないところも、きちんとお伝えしています。

その分、自分の強み、弱み、やりたいこと、やりたくないことなど、等身大にお話いただけるととても親近感が沸きますし、一緒に働けたらどんな風に素敵な会社に成長させれるだろう?とワクワクするようになりました。

すべては、お互いをよく知るところから。これってなんとなく良い恋愛と同じだな、と思います。恋愛でも、自分を良く見せかけようとすると長続きしませんよね。

採用面接官は最強の広報担当者なのだと思いました。

採用もサービス作りも恋愛に似ている(ほろ苦いところも)

そんなこんなでお互いの長所も短所も理解が進むと、私個人の気持ちとしては、面接にお越しくださった方全員と働けたらいいのに・・・と思ってしまいます。

でも、資源の限られたスタートアップで全員を採用することはできません。
実際にお会いしてみると、すごく共感度の高い方でもタイミングが合わず入社に至らないこともありましたし、ぜひ入社してほしいと思っても、既に他の会社に決められてしまった方もいらっしゃいました。

恋愛においてもタイミングってありますよね。

私にできることは、採用の結果にかかわらず、応募してくださった方全員が「Voicyっていい会社」「Voicyが好き」と言ってもらえるように関わることだなと思っています。そしていつかまたお会いできたときに仲間になってもらえたらもっと嬉しいです。

来週もまたたくさんの方にお会いします。
素敵な仲間ともっとよい会社にして、よりよいサービスに成長できるよう頑張ります!


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